6月9日(木)午後、車いすラグビー選手の永易雄さまをお迎えし、2年生人権講演会を実施しました。
まず、「普通ってなんだろう?」ということを考える機会にしてほしい、という呼び掛けのあと、ご自身の経歴をお話しされたうえで、車いすラグビー・車いすバスケットボールの競技内容について、実演とともにわかりやすく解説いただきました。途中からは生徒も参加し、競技の体験をしながら交流を深めました。
人にはそれぞれ個性があり、それが「普通」であるように、個性のひとつとしての「障がい」は、決して特別なものではないということ。
たとえ苦労があったとしても、工夫することでよりよい人生につなげることの意義は、障がいの有無にかかわらず、すべての人に共通するものであること。
これらのことをふまえ、「苦手なことでも、すぐにあきらめないでチャレンジしてほしい」と語っておられました。
生徒にとって、これからの生き方を考えるうえで貴重な時間となりました。永易さま、ありがとうございました。