5月13日(月)生徒会との意見交換会

 5月13日(月)放課後、内田会長始め、8名の前期生徒会役員と生徒会顧問の先生に校長室へ来てもらい、意見交換会を行いました。

 本来は生徒会認証式のすぐ後に、生徒会の所信表明を兼ねて、意見交換をしたかったのですが、すでに動き出している生徒会役員の皆さんの熱い思いを聞かせてもらいました。

                                                                                                     

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<生徒会役員の発言から>

 「自らが進んでゴミ拾いをするなど、生徒会が範を示すことで野崎高校生の意識を良い方向に高めていきたい。」

 「これまでは、気づいていても言えなかったようなことでも、これからは気づいた時点で指摘するなどして、野崎高校をもっと良い学校にできるよう頑張りたい。」

 「野崎レボリューション(地域清掃ボランティア活動)」をクラブ員だけでなく、もっと多くの生徒たちに参加してもらえるよう工夫したい。」

 「挨拶の声が少しずつ聞かれるようになってきてはいるが、もっともっと自主的に挨拶ができる学校にしたい。そして、さらにオープンで明るい学校にしたい。」

 「体育大会は野崎高校の伝統的な行事であるが、これをさらに盛り上げていきたい。3年生として良い思い出づくりをしたい。」

 「以前ペットボトルのキャップを収集し、障がいのある方の支援ボランティアを行ったことがある。野崎高校は里山ボランティア活動を行っているが、野崎高校でのボランティア活動を一層活発化させていきたい。」

 「行事やイベントを増やすなど、居心地のよい、楽しい学校にしたい。「生徒が来たいと思える学校」にしていきたい。」

 「当たり前のことを当たり前にできる学校にしたい。例えば、「ありがとう」、「ごめんなさい」という言葉が素直に言いあえる雰囲気のある学校づくりに力を尽くしたい。」

 

私は、胸が熱くなりました。

校長として野崎高校を一層よい学校にしたいと思っているつもりでしたが、本校の生徒会役員は、私よりももっと具体的によりよい学校づくりへ向けて、考えをめぐらせてくれていたのです。

続いて私から、次の3点について話をしました。

(1)「昨年立ち上げた野崎レボリューション、他校生徒会との交流会等の取組みとあわせて、今年度前期生徒会として、取組みの核となるものを考えてほしい。」

(2)「さまざまな行事やイベントだけでなく、日常レベルで、例えば挨拶や清掃など、継続的に取り組めるものを考えてほしい。」

(3)「クラブ活動は、決して活発といえる状況ではない。これをもっと活性化するために生徒会として取り組めることを考えてほしい。」

 

(3)のクラブ活動については、早くも「1年生は全員参加。2年で自由参加としている学校がある。これらは参考になる。」という意見をもらい、さらにそれに対して、「しかしながら、強制参加となれば、いやいや部活動をやるなど、部員の士気に良くない影響を与える可能性もある。」といった課題を指摘する意見が続くなど、とても有意義な議論の時間を持つことができました。

生徒会の提案については、昨年に引き続き校長としてのバックアップをしていきたいと考えています。また、このような意見交換は定期的に行うことも確認できました。

「生徒が創る学校」の第1章は、着実に前期生徒会を中心に進められようとしています。