2月6日(木)卒業生体験を語る会

 2月6日(木)5、6限に2年生の進路学習会が行われました。昨年本校を卒業した先輩たち10名が母校を訪れ、後輩に向けてメッセージを送ってくれました。

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 現在製作所でものづくりに励む先輩は働いて得た給料で趣味や自分を高める活動等に使うことの楽しみや年齢の離れた職場の同僚とのコミュニケーションの難しさと楽しさなどについて話してくれました。

 民間企業に就職した先輩は一様に「高校時代から遅刻、欠席をなくす」「人間関係のトレーニングが大切」「その道のプロに徹する」など、なるほどと思える内容を次々と後輩に語りかけました。

 看護系の専門学校に進学した先輩は「自分は高校時代は勉強が好きとは言えなかったけれど、専門学校では朝から晩まで勉強している。高校と違って90分で新しいことを学び、それが次々と続いていく。復習は必須。」と勉強漬けの毎日を語ってくれました。さらに「演習や実習など座学以外の勉強もあるのでとてもやることは多い。しんどいけれど、専門学校は同じ夢を持っている人たちの集まりなので、互いに励ましあいながら頑張っている。」とも話してくれました。看護師という夢に向かって頑張っている先輩に後輩たちも思わず応援の拍手を送っていました。

 外国語系の短大へ進学した先輩は、授業がすべて英語なのでついていくのが大変だけれど、ハロウィンパーティーなど楽しい行事もあり、短大生活をエンジョイしていると話してくれました。外国語系の大学や短大では英語だけでなく、第二、第三の外国語も学びます。実際に先輩も中国語とフランス語で自己紹介してくれました。後輩からは「すごい」という声があがっていました。    

 

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    残念ながら私は全員の話を聞くことはできませんでしたが、みな「野崎高校で夢をみつけよう。見つけた夢はあきらめずに粘り強く実現しよう!」と語ってくれたように思います。

 まだ2年生だから・・・。というのではなく、野崎での高校生活を通じて自分の生き方やありたい自分を見つけてくれたらと感じました。

    終了後、10名の先輩にあてて、お礼の手紙を書きました。しっかりと書いている生徒が多く、先輩の話を真剣に受け止め、自らの進路に対して前向きな気持ちが芽生えていることが伺えました。

  「先輩のお話を聞いて自分の考えが甘いなと自覚しました。」「話を聞いて頑張ればできる、諦めなければできるということがわかりました。」「自分の望む将来をめざすためには、学校も大切な行程の一つで、適当にすればするほど自分が後悔するんだと思いました。」「なんでも中途半端はあかんねんなって改めて思いました。自分と同じ高校の先輩やからこそ話してくれて、より一層心に響きました。」

   2年生の多くの生徒たちの心の中で、さまざまな気づきがあったようです。

  頑張れ37期生!

 

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   最後にこの企画は同窓会のバックアップがあって実現しています。同窓会の細やかなご配慮に心より感謝申し上げます。