道徳の教科書「にんじんばたけで」のお話を人形劇で見ました。
<あらすじ>畑のニンジンを食べたいウサギさん。「畑に入るな」と看板がありますが、他の誰かが食べた形跡もあるので、食べてしまおうか迷います。でもそれはよくないことだと考えて、食べるのをやめる、というお話です。
子どもたちからは、「先生に食べていいですか、って聞いてみたらどう?」「看板にダメって書いてあるからダメ。」など、いろいろな意見が出ました。「畑に入るな」という看板を立てた人の気持ちや、なぜ決められたことを守らないといけないのか、守らないとどうなるのか、など、自分の生活に置き換えて考える場面もありました。最後には、ワークシートで自分の行った「よいこと」を発表し合うことができました。
その後の休み時間、一人の児童がウサギのぬいぐるみのところに来て、「ニンジン食べるの我慢して、えらかったね」とそっと話しかけていました。
食べたいけど我慢したウサギの気持ちに寄り添う姿に、ジンときてしまいました。