2020年12月20日（日）、ワン・ワールド・フェスティバル for Youthが開催されました。この催しは多くの地域から高校生が集い、身の回りや社会の課題についての研究発表や実践発表、あるいは分科会に分かれてのディスカッションをしながら、交流し、様々なことを考え明日からの行動につなげるという趣旨で、毎年本校からも多くの生徒が参加しています。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンラインでの開催となりました。ユネスコ部の生徒を中心に20名ほどの生徒が学校に集合して、いくつかの教室からパソコン画面を通して研究発表を聴き、ディスカッションに参加しました。自宅からオンラインを通じて参加した生徒もいました。
「ユースアクション報告会」では、本校の生徒が、2019年12月に参加したカンボジア・スタディーツアーでの体験を報告してくれました。「僕が見たカンボジア」というタイトルで自宅からのオンラインでの発表でした。現地での見聞を通して、内戦で疲弊した国、貧しい国、といったステレオタイプの感想ではない、カンボジアの人々の生き生きとした様子や国の美しさに感銘を受けたこと、体験を通じて自分の国をあらためて見直そうとしたことなどについて堂々と発表してくれました。
参加した生徒の皆さんは、朝早くから夕方までおつかれさまでした。発表やディスカッションを通していろいろと学ぶこともあったかと思います。今後の活動にぜひ生かしてください。