「国際協力のカタチ」意見交換

バングラデシュの青年海外協力隊と遠隔授業

 

 7月1日、3年生はバングラデシュに派遣されている青年海外協力隊員3名とボリシャル、チャパイナワブガンジと本校をインターネットで繋ぎ、「物資の提供」について具体的事例を挙げて意見交換をしました。生徒からは手段としてクラウドファンディングを含むインターネットを活用したアイデアや意見が紹介されました。青年海外協力隊員からはインターネットの注意点、情報収集の際の情報の出どころや、その信憑性についても確認しながら進めることが大切である」、「必要なものを、必要な場所に、必要なタイミングで提供するということは難しいけれども、現地の目線や言葉を通じて、何がベストなのかを考えて取り組んでいる」、「支援の目的は、自分たちで国をつくっていく、地域づくりをしていく、問題を解決する力をつけることだと感じている。遠く離れた日本からの支援に大切なことは、コミュニケーションだと思う。日本とバングラデシュの2国の間に立ち、そこにいる人たちの本当の生活、日本人の温かい気持ち、それを伝えあう努力をしたいと思う」他、アドバイスや意見をいただきました。

 今回の遠隔授業は、生徒にとってバングラデシュとのつながり、お互いのことを「知る」、できることは何かと考え「行動する」ことを現地の青年海外協力隊と考える貴重な時間になりました。

 

<写真付き記事はこちら>:バングラデシュ遠隔授業.pdf