6月1日の放課後に、NASAで民間企業と連携してスペースシャトルに代わる新型ロケットの開発プロジェクトを担当されているスティーブン・ケインさんの講演会がありました。同じくNASAの広報スペシャリストであるバーバラ・ロックリーさんと組んでの来日で、千里高校でも講演をしていただくことができました。
右端がスティーブン・ケインさん、左隣がバーバラ・ロックリーさん、そしてスタッフの皆さんです。
宇宙ステーションの説明から始まり、素晴らしいCGを交えながらの講演でした。
クイズも交え、正解者にはNASA特製のステッカーが渡され盛り上がりました。
現在の宇宙開発や宇宙産業は、国際協力で成り立っていること。
日本の貢献も素晴らしいものがあるということ。
また、国際宇宙ステーションの構造や、その中での宇宙飛行士たちの生活の様子などを迫力あふれる映像で語っていただきました。
今宇宙は、私企業による商業ベースの宇宙開発に移行しつつあり、次のターゲットが火星であることや、宇宙開発の副産物として、多くの技術が社会に還元されていることなど最前線の話を聞くことができました。
最後に、君たちにやる気があれば火星まで行けるとのメッセージもあり、予定を大きく超えて最後まで熱心に語っていただきました。
生徒との写真です。先生、保護者も参加し、100名を超える講演会になりました。
講演は、英語で行われ、通訳は、最小限にとどめる形でしたが、さすが千里の生徒の皆さんはよく聞いていて、質問も英語でどんどんしていました。また、講演後も、しばらくの間は、さらに話を聞きたい生徒が集まっていました。
素晴らしい講演会になったことを報告するとともに、準備していただいた関係者の皆さんに感謝したいと思います。