修学旅行の事後アンケートを実施しました

 修学旅行が終わり1週間になりました。12月になり、生徒たちはその楽しい思いを引きずりながらも12月考査を目前に気持ちの切り替えを図っています。

 今日のLHRの一部を使用して、修学旅行の事後アンケートを実施しました。どんな項目に生徒たちは満足し、どんな項目で生徒達は不満を感じたのかを知ろうという思いで最後の締めにと思い、実施をお願いしました。

 

 一部のアンケートより感じたことですが、この5日間、生徒たちはかなりハードなスケジュールだと感じていたようです。実際に、疲れたという生徒がたくさんいました。しかし、観光場所やホテルなどに大満足の声が。異文化ウォークという、生徒の班をシンガポールのど真ん中で自由にし、思いのままにポイントを通過し、ゴールに向かうというオリエンテーリングのような自由行動。小さいトラブルを経験しながらも、それを克服し、国際人としてのレベルをアップさせて帰国してきました。

 

 そんな中、評価の悪かったのが食事内容。中でもシンガポールの代表的料理を最初に口にした生徒はそれだけで悪い印象を持ったとか。世界の味覚を知ることも凄くいい経験だと思っています。しかし、その経験だけでシンガポールはダメ、海外なんてとんでもない、と回答していた生徒がごく一部ながら見られました。

 批判する気は全くありません。人それぞれの感じ方があるので、100%の満足度は求めていません。しかし、単一的なものの見方がその全てを形成してしまうことには少し気になる点があります。大概の生徒は、あんなもん食えたもんじゃない、と嘆きながらもしっかりそれを食べているし、他の要素で満足を得ました。ぜひ、いろんな視点からシンガポール、ひいては世界というものを捉え、感じてほしいなと感じた瞬間でした。

 

 しかし、ほぼ100%の生徒がこの修学旅行に対して何か今までに感じたことのない何かを感じ、それを教訓に自分の将来について展望が広くなったと感じることには担当教員として非常に喜びを感じられたアンケート結果でした。あるいは、今すぐにはそれを感じていないかもしれないけれど、きっといつかこのシンガポールへの旅行の経験が1人1人の人生の中で忘れられないものになったなという実感が得られたことが収穫でした。

 生徒たちが一生懸命書いてくれたアンケート結果をしっかりと見つめ、またこのブログでも公表したいと思います。400名の生徒たちが多感な時期に海外を訪れ、今までにない経験をすることがどのような影響をもたらすか、ぜひ知っていただきたいと思います。集計までに少し時間はかかりますが楽しみにしていてください。

投稿者
M67星雲の父
コメント

お疲れさまです。
私だけでなく、69期新入生達もアンケート結果を楽しみにしているようです。
お忙しいでしょうが、そろそろ・・・