5/27（土）に、河南高校にてインターハイ予選が行われました。
平成29年度 全国高校総体ソフトボール競技大阪府予選 女子の部 1回戦
5月27日（土） 河南高校 10：30試合開始
泉陽 9 ｖｓ 5 島本・吹田東
応援ありがとうございました
島本・吹田東 2 0 1 1 0 1 0 5
泉陽 2 0 0 2 0 5 × 9
泉陽後攻で試合開始。1回表、いきなり先頭打者ホームランを打たれ先制点を与えてしまい、さらに後続バッターの長短打で初回に2点を失ってしまいます。しかし直後の1回裏に2アウトからフォアボールと連打ですぐさま2点を返し同点とします。その後は相手チームの打線がしぶとく3回、4回と1点ずつ失点してしまいますが、泉陽もすぐに取り返し、一進一退の攻防が続きます。
4対4の同点で迎えた終盤6回表、相手の先頭打者にソロホームランを打たれてしまい、再度1点勝ち越されてしまいます。その後ヒットとエラーが絡み、無死2、3塁のピンチを迎えましたが、ここからバッテリーが三者連続三振を奪い、何とか最小失点で踏ん張ります。しかし6回裏、2アウトからチャンスを作りライトオーバーの2ベースで同点、その後2本のタイムリーにスクイズ、相手バッテリーのワイルドピッチも重なり、この回一挙5得点で、土壇場でこの試合初めて逆転します。7回表、1アウトから出塁を許すものの、何とか後続を打ち取り、ゲームセット。接線をものにし、1回戦を突破しました。
同点に追いつくも何度も追い越される非常に苦しい試合展開でしたが、バッテリー中心に粘り強く守り、何とか僅少差で食らい付いていった結果、最後の最後でビッグチャンスが舞い込み、チーム全体で勝利を掴み取ることができました。泉陽がこの1年間目指してきた「粘り強い戦い方」が、ようやくこのインターハイ予選で出来たように思います。
平成29年度 全国高校総体ソフトボール競技大阪府予選 女子の部 2回戦
5月27日（土） 河南高校 13：30試合開始
泉陽 3 ｖｓ 6 河南
応援ありがとうございました
河南 1 0 0 0 2 0 3 6
泉陽 3 0 0 0 0 0 0 3
2回戦の相手は、先月の春季大会で完敗した河南高校。強力打線を何とか封じ、力あるバッテリーから少ないチャンスを得点して、リベンジを果たしたい所です。共に午前中に試合をこなしているため、粘って粘って後半勝負に持ち込みたい所です。
泉陽後攻でスタートした1回表、2アウトからクリーンアップの連打で1点先制されてしまいます。しかし、1回裏に、泉陽はすぐに反撃。1アウトから2番打者の三塁打でチャンスを作り、3番のタイムリーですぐに同点、さらに後続が続き、この回3点を取り、一気に逆転します。その後2回、3回、4回と両チームともバッテリー中心にしぶとく守り、相手に得点を許しません。ただ、攻撃では先頭打者が出塁するも、ランナーを中々スコアリングポジションに進められず、次の1点が奪えずにいました。
泉陽2点リードで迎えた5回表、2アウトから9番打者のフォアボール、1番のラッキーなヒットでチャンスを作られ、2番打者にレフトオーバー2点タイムリーを打たれて同点に追いつかれてしまいます。ここまで泉陽はバッテリー中心に良く頑張ってきましたが、やはり体力が落ちてきたのでしょうか、6回はなんとかしのいだものの、7回表にタイムリーと押し出しのフォアボールで3点を勝ち越されてしまいます。最終回、相手バッテリーからチャンスを作るものの、あと1本が出ず、試合終了。春季大会のリベンジとはなりませんでした。
これで70期6名は引退となります。経験者1人でスタートしましたが、いつも仲良く、2年生・1年生を明るくまとめてくれました。引退のかかったインターハイ予選で、土壇場に追い込まれてもひっくり返し、前回完敗した相手にも食らいつくことができ、この1年間で心身ともに一回りも二回りも大きく成長してくれました。負けはしましたが、それよりも大きな充実感・達成感を得られたのではないでしょうか。これからは残りの泉陽での学校生活を充実したものにしながら、それぞれの目指す進路に向かって頑張ってもらいたいと思います。
当日は朝早くから多くの保護者の皆様、OGの皆様に来てくださり、さらには現役生のみなさんが遠い所から駆けつけてくれました。2試合通じてずっと苦しい場面が続きましたが、皆様の大きな声援を受けて、当日選手は120％の力を出すことができ、引退試合としては素晴らしい環境で戦うことが出来ました。本当にありがとうございました。
これからは新チームがスタートします。6月末の公立大会、8月末の公立研修大会に向けて1からチームを作っていきます。これからも泉陽ソフトボール部をよろしくお願いいたします。