３月１日に、本校体育館にて第７４回卒業式を行い、泉陽高校７４期生３５７名が卒業しました。当日は生憎の空模様でしたが、それを吹き飛ばすかのような晴れやかな笑顔で、堂々とした姿で泉陽高校を巣立っていきました。７４期生が過ごした高校生活の後半２年間は、新型コロナウイルスの影響で様々な学校行事や授業が中止・変更となってしまいましたが、そのような状況の中でも自分たちにできることは何なのかを考え、周りの仲間と協力して充実した学校生活を過ごしてくれたのではないかと思います。学習面でも、特に３年生の後半で大きく伸び、今春の大学入試では、大阪大・神戸大といった難関大学をはじめ、多くの生徒が国公立大学・私立大学に見事現役合格をしてくれました。泉陽高校での学びを生かして、さらなる飛躍を期待しています。卒業生のみなさんの、これからの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
また、泉陽高校ソフトボール部には９名の７４期生が在籍し、このたび全員卒業しました。７４期生は例年になくソフトボール部経験者が多く、しかも中学時代に全国大会に出場した経験をもつ生徒も入部してくれました。またキャプテン・副キャプテンを中心に、生徒主体でチーム運営を行い、「大阪ナンバーワンチームになる」ことを目標に本気でソフトボールに取り組んでくれた結果、インターハイ予選大阪ベスト8、大阪春季大会ベスト８、公立高校Aリーグ準優勝をはじめ、多くの大会で優秀な戦績を収めてくれました。また勉強面でも全員が希望する大学に現役合格し、４月からは神戸大学・千葉大学・大阪公立大学・大阪教育大学・和歌山大学・高知県立大学・大阪大谷大学に進学いたします。
泉陽高校では日々の勉強を第一に、部活動、学校行事などを両立させて、充実した高校生活を過ごしています。部活動というのは３年間の高校生活の中でのほんの一部分に過ぎませんが、日々の練習や公式戦を通してソフトボールに本気で打ち込めることによって得られる経験や達成感、そして本気でソフトボールに向き合うことで得られる一生の仲間というのができたのではないかと思います。２年生からはコロナ禍で何度も部活動に制限がかけられ、ソフトボールが十分にできない大変苦しい時期がありました。さらには、公式戦の上位進出をめざすも中々強豪校に勝てずに大変悔しい思いもしました。部活動を通して嬉しかったこと、楽しかったこと、苦しかったこと、悔しかったことなど様々なことがありましたが、７４期生は全てを自分たちのエネルギーに変えて、自分たちの力でチームを動かしていきました。部活動は生徒の自主活動によって成り立つものでありますが、そうはいっても自分たちの手でチーム運営することは大変難しいものであると日々の指導で痛感しております。そんな中でも７４期生は自分たちでチームを作り、泉陽ソフトボール部史上最強チームを作り上げてくれました。ソフトボールを通して心身ともに大きく成長してくれたこと、そんな貴重な時間を選手と一緒に過ごすことができ、指導者・スタッフ一同大変感謝の気持ちでいっぱいです。卒業した９名のこれからのさらなるご活躍を、心よりお祈りしています。
７５期・７６期の現役生チームも、先輩方が築き上げてきた伝統を受け継ぎ、生徒主体で日々ソフトボールに本気で打ち込んでくれています。来週にはいよいよ大一番である公立高校Aリーグが行われ、チーム一丸となって最後の追い込みを行っております。非常に厳しい戦いが予想されますが、決してあきらめることなくチーム一丸となって相手チームと戦い、Aリーグ残留をめざして最後まで粘り強く戦ってまいります。
卒業生の保護者のみなさま、この度はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。ならびに３年間、泉陽高校ソフトボール部の活動にご理解・ご支援いただきまして、本当にありがとうございました。特に高校生活の後半はコロナ禍の中で、直接お子様のソフトボールの活躍の様子をお見せすることができず、大変申し訳ございませんでした。日々のお子様へのサポートならびに、私たち指導者・スタッフに対しても温かく接していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
また、現役生の保護者のみなさま、OGのみなさま、学校関係者のみなさま、日頃から泉陽高校ソフトボール部の活動にご理解・ご支援いただきまして、本当にありがとうございます。泉陽高校ソフトボール部の活動は、多くの人に支えていただいて成り立っていることを、改めて実感しております。毎年メンバーは入れ替わり、毎年色の違ったチームが出来上がりますが、「本気でソフトボールに取り組む」という泉陽ソフトボール部の伝統を引き継ぎながら、これからも部員・指導者が一緒になって、多くの人々に応援してもらえるような、生徒主体のチームを作り上げてまいります。
今後とも、泉陽高校ソフトボール部への応援をよろしくお願いいたします。
今年度はコロナ禍の影響で、例年校外で開催される各種説明会が軒並み中止となり、また本校で行う学校見学説明会につきましても会場の収容定員の関係で抽選による人数制限を行いました。なかには泉陽高校の学校見学説明会に行きたくても行けなかった中学生とその保護者の方がいらっしゃったとお聞きしております。
このような状況の中で、多くの中学生・保護者の方に泉陽高校のことを広く知ってもらうことができるよう、このたび泉陽高校の学校PR動画を作成しました。本校生徒・教職員で協力して撮影・編集し、普段の授業の様子や部活動の様子を３分程度の動画に凝縮してお伝えしております（ソフトボール部も少しの時間ですが登場します）。今年度学校見学説明会にお越しいただいたみなさんには学校パンフレット等を用いて本校の概要説明をさせていただきましたが、実際の授業風景等はお見せできませんでしたので、ぜひ学校PR動画を一度ご覧いただき、日常の泉陽高校の様子・雰囲気を感じていただければ幸いです。
なお、本校の学校PR動画はYouTubeでご覧いただくことができます。ぜひ南大阪地区の中学生ならびに、大阪市内・北大阪・東大阪地区のみなさまにご覧いただき、ひとりでも多くの中学生に泉陽高校を進路先の候補のひとつとして考えていただければ幸いです。
泉陽高校ソフトボール部では、随時練習見学を行っております。中学３年生をはじめ、これから高校選びを始める中学１・２年生にも本校にお越しいただき、泉陽高校ソフトボール部を知っていただければ幸いです。練習見学等をご希望される方は、まずは泉陽高校へご連絡ください（電話：072-233-0588）。そのあと、ご希望の日時で調整させていただきます。
★泉陽高校を志望する中学生・保護者のみなさまへ★
泉陽高校学校パンフレットをぜひご覧ください
今年度の学校パンフレットが完成いたしました。「Senyo Style 咲かせ！ 青春！」の合言葉のもと、志の高いリーダーを育成する学校をめざして、本校は日々の教育活動を進めております。学校パンフレットでは、本校のめざす学校像を、「知を究める」、「心を鍛える」、「人と繋がる」、「将来を描く」の４つのキーワードに分けて紹介しております。
１.「知を究める」
グローバル社会で活躍できる、高い学力をつけることを目標としています。日々の授業では、基礎・基本を大切にし、週３回７限授業を実施し、また大学受験を見据えて、平日放課後・土曜日・長期休暇中には多種多様な講習を実施し、生徒の進路希望実現に向けて、全力でサポートしています。
２.「心を鍛える」
本校の名物である体育祭・文化祭は、生徒主体で行事を作り上げ、学校全体がひとつになるビックイベントです。さらには、クラスマッチや合唱コンクール、百人一首大会など、さまざまな学校行事が目白押しで、座学だけでは得られない貴重な経験を手に入れることができます。また部活動も本校の大きな特徴のひとつであり、加入率は90％を超え、放課後や土日は部活動で学校全体が活気に満ち溢れております。
３.「人と繋がる」
泉陽高校は、昨年創立１２０周年を迎え、地域の伝統校としてこれまで数多くの卒業生を輩出してまいりました。また、地域と連携したボランティア活動にも積極的に参加し、「世のため人のため、世界のため」という社会貢献意識を強くもち、気品溢れる、情操豊かな生徒を育てています。
４.「将来を描く」
本校では国公立大学進学をめざじた教育カリキュラムを編成し、現役では約３分の１の生徒が国公立４年制大学に進学しています。難関大学といわれる、大阪大学・神戸大学・大阪市立大学・大阪府立大学をはじめ、私立では関関同立（関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学）でも多くの現役合格者を出しております。また、関西圏の大学に限らず、北海道大学や九州大学など、関西圏以外の大学を志望する生徒もおり、生徒の進路実現に向けてオール泉陽でサポートしています。
本校の生徒は日々の授業を第一に、勉強・学校行事・部活動を両立させながら、慌ただしく学校生活を過ごしております。ソフトボール部も例外ではありません。ただソフトボールだけをやっていればいいということではなく、勉強も学校行事も積極的に参加し、様々なことに意欲的に取り組むように指導しています。そうすることで、ソフトボールだけでなくバランスの取れた人間性を育むことができると考えております。
泉陽高校ソフトボール部は、「大阪ナンバーワンのチームになる」ことを目標に、２年生８名、１年生５名の計１３名で活動しています。中学からのソフトボール経験者はもちろんのこと、高校からソフトボールを始める部員も多く、部員同士でお互い支えあいながら日々練習することで、わずか１年で試合に出て活躍できるほど成長してくれる部員も多くいます。また、小学校でソフトボールをやっていたものの、中学校にソフトボール部がなく、高校では是非ソフトボールをやりたいと入部してくれた部員もいます。ここ数年は多くの新入生が入部し、ソフトボールをするために泉陽高校を選んで入学する熱心な生徒も在籍しています。非常に良い雰囲気の中で、一生懸命ソフトボールに打ち込めるチームになってきており、直近の公式戦でも２大会連続で大阪ベスト８に進出するなど、段々チームも大きく成長し、力をつけてきました。
３年間という限られた時間ではありますが、ソフトボールを通して【物事への向き合い方・チームメートとのコミュニケーションのとり方・チームプレーの大切さ】を学ぶことができ、心身ともに大きく成長していきます。また部員は、ソフトボールだけではなく、日々の勉強を第一に、体育祭や文化祭などの学校行事にも積極的に参加しており、勉強・学校行事・部活動を両立しながら、充実した学校生活を過ごしています。
もし、少しでも泉陽高校に興味・関心がございましたら、ぜひこの学校パンフレットをご覧いただき、泉陽高校を志望校の一つとして検討していただければ幸いです。また、泉陽高校ソフトボール部に興味がありましたら、ぜひソフトボール部の練習見学にお越しください。練習見学は随時行っております。当日は、学校パンフレットをもとに、部員・顧問のほうから直接、日々の教育活動、学校生活のこと、クラブ活動のことを直接説明させていただきます。見学等をご希望される方は、まずは泉陽高校へご連絡ください（電話：072-233-0588）。そのあと、ご希望の日時で調整させていただきます。
ソフトボール経験は問いません。「ソフトボールをやってみたい」というみなさん、是非泉陽高校ソフトボール部に一度来てみてください。高校生活たった３年間、限られた時間ではありますが、全員で目標を共有し、チーム一丸となり本気で取り組むことによって、心身ともに大きく成長することができると、私たちは確信しています。「泉陽高校でソフトボールをやってみたい」と熱い思いをもったみなさんとともに、これからも泉陽高校ソフトボール部をさらに大きくしていきたいと考えております。泉陽高校ソフトボール部の日々の活動の様子は、今後もこのブログを通して発信していきたいと思いますので、多くの方にご覧いただければ幸いです。
思いっきり部活を打ち込める環境、そして本気でソフトボールに向き合うことによって得られる仲間が、泉陽高校ソフトボール部にはあります。
泉陽高校ソフトボール部を選んで後悔はさせません！
中学生のみなさん！泉陽高校でお待ちしております！
★泉陽高校の日々の様子・教育活動については、「泉陽高校 校長ブログ」をご覧ください。
★なお、泉陽高校ソフトボール部の平日練習の様子につきましては、２０２０年１月１０日付のブログにて紹介させていただいております。今年度は感染症対策の観点から、中学生のみなさん・保護者の皆様に、例年行っている学校説明会ならびに公式戦をご覧いただけない状況となっておりますが、このブログを通して普段の練習風景の様子・雰囲気を知っていただき、多くの中学生のみなさんに泉陽高校を志望校の一つとして検討していただければ幸いです。
平日の学校練習の様子をご紹介します！（2020.1.10更新）
★また泉陽高校の最寄駅は南海高野線・堺東駅、南海本線・堺駅と交通アクセスも良く、生徒も堺市だけでなく、南は和泉市・高石市・泉大津市・岸和田市・貝塚市・泉佐野市・大阪狭山市・富田林市・河内長野市から、北は大阪市内・松原市・八尾市・東大阪市から通学しており、南大阪地区を中心に大阪市内からも生徒が集まっています。最寄の堺東駅へは、南海高野線で天下茶屋駅から６分、新今宮駅から１３分、なんば駅から１５分程度で到着しますので、南海線・阪和線・大阪メトロ沿線だけでなく、JR大和路線・大阪環状線沿線、ならびに近鉄奈良線・大阪線沿線からも通学してくる生徒もいます。勉強・学校生活・ソフトボールを日々両立させながら、大阪府下から集まってくる仲間と充実した高校生活を過ごしてみたいと考えている中学生のみなさん、是非泉陽高校にお越しください。
