プレ合宿 その1・その2・その3

プレ合宿その1

7月19日(土)
幕営・炊事練習を兼ねて金剛山キャンプ場に行きました。メインザックでの登りは、1年生にとっては結構厳しいかったかと思いましたが、思いの外、バテることなく、キャンプ場に到着できました。
2年生の新幹部連にとっても、初めての自分たち主導の山行を幕営、炊事ともにスムーズな指示出し、リーダーシップを発揮してくれました。行動時に関しては、まだまだ不十分な点もありましたので、次回の山行では、指摘を受けた点を改善してもらえたらと思います。
プレ合宿その2
7月20日(日)
金剛山から水越峠までダイヤモンドトレイルを下り、大和葛城山への急登を登るコースはかなり過酷なコースですが、これを乗りきってこそ、3泊4日の北アルプス夏山合宿を体力面で安心して迎えることができるというものです。部員の中には、山行中体調を崩してしまった者もいましたが、他の部員たちがお互い荷物を持ち合ったりして助け合いながら、最後まで山行を続けることができ、無事ゴールに辿り着いた頃には、元の体調に戻っていました。
部員たちは、登山がチームで助け合いながらの団体戦であることを改めて認識したのではないでしょうか。
プレ合宿その3
7月26日(土)
大台ヶ原(日出ヶ岳1695.1m)という近畿地方でもトップクラスの高所の山行を経験しました。今回のミッションは、❶コースタイムよりもかなり速いタイムでアップダウンのある行程を事故なく安全に歩行できるかということ ❷標高の高い山で雨が降った場合の迅速な対応ができるかということでした。❶に関しては、参加者全員が無理なく適度な休憩をとりつつ、コースタイムよりも早め早めに行動することができゴールまで完歩できました。❷に関しては、日本一降水量の多い地域ということもあり、運よくいきなりの雨に見舞われるという経験ができました。その際、雨具やザックカバーの格納場所が不適切で雨具装着までにかなりの時間がかかってしまい、身体やザック内が濡れてしまった部員も少なくなかったのが、今後の課題です。高所で汗だくの身体を濡らすと、どの程度寒くなるのかを身をもって経験できたことは、今後の山行にきっと活かされることだと思います。
さあ、次はいよいよ夏合宿です。参加者全員が事故なく怪我なく安全に過ごしながら北アルプスの山々の醍醐味を満喫してくれることを願っています。(山岳部顧問)
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