素晴らしいOB二人が3年生のCT(チャレンジタイム)の時間に講演に来てくれました。一人は29期生で中学校の数学の先生です。中学の時から教師になる夢を持ち、本校で、素晴らしい数学の先生に出会って、不得意だった数学を克服して数学が好きになったそうです。「数学が不得意だったからこそ、数学がわからない生徒の気持ちが一番わかるのは、自分だ!」との信念のもと数学の教師になる志を立てられました。近畿大学の理学部数学化に進学され、今年見事に公立中学の数学の教諭に採用され、授業とクラブの充実した教師生活を送られています。かれのメッセージは「挑戦・一生懸命・できない理由はない・出会いを大切に」
もう一人は33期生の現在関西学院大学2回生のOBです。豊島高校在学中の2年生の時に編集の仕事を夢見て、進路を関西学院大学に絞り込んで勉強を始めたそうです。模試の結果がなかなか出ないまま、現役の受験に失敗した彼は、夢をあきらめることができず、浪人したそうです。親の負担や、合格できるかどうか分らない不安に、押しつぶされそうになった浪人生活の話は、聞いていた3年生もさすがに身につまされたようでした。夢をかなえて、無事関西学院大学に合格できた彼の成長は、すばらしいです。国際ボランティア活動を通じて、フィリピンやスリランカの恵まれない人たちへの現地ボランティアの報告は、聞いているみんなの心が震えました。特にフィリピンのゴミの山で生計を立てている、母親の話「私の夢は子供たちを学校に通わせてやりたい!」・・
世界にはたくさん恵まれない子供たちがたくさんいることを、豊島高校のOBが今の生徒に伝えてくれました。この話を聞いていた3年生も彼に続いて、社会そして世界に繋がって、活躍してくれることを大いに期待します。彼のメッセージは「諦めず・継続・感謝・人のせいにしない・無駄に生きるな!」