人間と社会 授業にて

人間と社会の授業で、企業から見て求められる人材像について10分ほどお話いたしました。みんながよく行っているマクドナルドを例にとってマクドナルドは何が一番大事かを生徒に聞いてみました。「お客さん~」と答えてくれました。大正解です。 企業にとって一番大事なのはお客様です。企業はお客様があって初めて成り立つわけです。

 

ではマクドナルドはお客様の何を常に探究しているのでしょうか? 「ニーズ!!」これまた大正解です。好きなメニューは何?「フライドポテト」 フライドポテトがパリッとしていたら美味しいけれども、冷めてたら美味しくないよね。期待通りの美味しさを得られたら満足でしょ。この満足のことを「顧客満足=C.SCustomer Satisfaction)と言います。

 

企業はいつも顧客の「ニーズ」を「探究」し、「顧客満足」を追及しています。このプロセスの中で最も大事な人物像は「責任感」です。マクドナルドもいつも笑顔で責任感をもって、温かいパリパリのフライドポテトを註文通りに提供してくれているよね。働いている人たちが、「責任感」をもってお客様の注文に答えてくれている従業員がいるから企業は成り立っているのです。 

 

企業マンからの経験ですが、「責任感」と「探究心」の旺盛な社員はとても魅力的でした。

飽くなき顧客のニーズを探求することが、新しい技術の開発に繋がります。しっかりとした責任感のある人材は、社内だけでなく、取引先からも信頼を得て、力強い戦力になるからです。

 

豊島高校の生徒たちも責任感と探究心は旺盛です。この気持ちを大切に育てて、社会へそして世界へと繋がっていってほしいと願っています。