2年生の思い出3

★遠足(修学旅行代替行事2)

 生徒が楽しめる行事として、USJへの遠足を企画しました。天気予報では雨でしたが、当日は曇りで、なんとか解散まで天気がもちました。平日だったこともあり、パークはとてもすいていて、生徒たちはほぼ待ち時間なしで様々なアトラクションを楽しむことができたようでした。

 昼食時には特別なショーを鑑賞しました。普段USJに行きなれている生徒にとっても、これはおそらく最初で最後の経験です。もう二度と体験することができないだろう貴重な時間を、生徒たちは心から楽しみ、味わっていました。

オープンしたばかりのスーパー・ニンテンドー・ワールドも、生徒たちは十分に満喫できたようです。

ただ単に楽しむだけでなく、ショーのキャストの方々、会場やパーク内、アトラクションのスタッフの方々の、プロの仕事を間近でみることができました。

 いくら代替行事を重ねても、生徒たちの心には「修学旅行に行きたかった」という気持ちはずっとあると思います。それでも生徒たちは、心から楽しかったという気持ち、この遠足が企画されたことに対する感謝の気持ちを我々教員に伝えてくれました。生徒の楽しむ姿を想像しながら修学旅行の準備、この遠足の準備をしてきた担当者として、この日生徒たちの笑顔が見れたことは何よりもの喜びになり、報われた気持ちになりました。このような社会情勢の中での遠足の実施には賛否あると思いますが、できる限りの感染予防対策がなされたパークの中で、生徒一人一人が予防のためのルールを守って有意義な1日を過ごしました。参加した生徒たちにとっても我々教員にとっても、忘れられない大切な思い出になりました。