本来なら本日は終業式、1年の振り返りを学校で行うはずでしたが、残念ながら新型コロナで学校が休業となり式を行うことができません。しかし、大切な節目である事には変わりありません。ホームページでのメッセージとなりますがお話をさせて下さい。
1月8日の始業式、コロナのコの字もなく、当たり前のように1年の最初の話をしました。行くに決まっている語学留学の話、あるに決まっているオリンピックの話、そして活動するに決まってる部活動(公式ツイッター)の話。その後、あれよあれよという間にコロナウイルスが広がって、語学留学も部活動も中止、オリンピックも危なくなっています。当たり前が通用しない時代とよく言われますが、本当にそうなることを知りましたね。様々な情報が飛び交い、混乱の日が依然続いています。一方で皆さん、授業を無料放映するネットが出てきたり、テレワークや時差出勤など(必要に迫られてではありますが)新しい働き方も出てきています。こういう時に、自分をしっかりと見つめて、何を考え、何を選択し、どう動くかで、その後の人生が変わってきます。一生に一度かもの、(いや今後もこういうことはどんどん起こるでしょう)この試練をぜひ前向きに捉えて行動してほしいと思います。力がぐんとつくチャンスかもしれません。幸いなことに、条件付きで春休みの部活動が再開する動きも出てきました。試練を越えて、たくましく成長した皆さんに会える日を本当に楽しみにしています。
1月の始業式の最後に話しました(今となっては遠い昔のように思えますが)、年末の「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール」のエンディング時、パフィの替え歌の前に出演者がボードを挙げて語ったエピソードを繰り返しお伝えして、終業の日のメッセージと致します。一年間お疲れ様でした。これからも、これからこそ頑張りましょう。
これが私の生きる道
人生は山あり谷あり
どんな逆境も
理不尽だと思う事も
じっと我慢をして
焦らず 落ちついて
きっといつかは 乗り越えていこう
過去を振り返らず
みんな仲良く手を取り合って
前を向いて生きていこう
それが君たちの生きる道だ
2020年3月17日
校長 山本哲哉