登美高生は「強いから優しい」

大阪公立学校としては26校目、新型コロナウイルスり患が確認され、3日間の学校休業を行ってきました。何よりも期せずしてり患してしまった方及びそのご家族を筆頭に、皆さんいろいろな思いがあられたことでしょう。様々な人の思いを乗せて明日から、また学校活動が再開されます。

登美高生は「強いから優しい」ので大丈夫。この3日間、私が考えてきましたことはこの一点です。

本年度策定しました学校の育成生徒像です。

校長あいさつのコーナーにも記載していますので再掲します。

【登美丘高校・生徒の皆さんへ】
令和2年度の学校経営計画から、育成する生徒像を策定しました。
主体的で挑戦心にあふれ、且つ、思いやり・気配りのできる生徒です。
主体的な挑戦心と思いやり・気配りを両方持つのは実は至難の業です。なので且つという言葉に想いを持っています。

〇挑戦する強さ
うまくいく保証もないし、今の自分の力では届かないかもしれないけど、自分を信じて、自分を支えてくれている人たちを信じて前に進む。壁にぶつかるしんどさや、自分の非力さも身に染みてわかっている。だから同じように弱さや自覚している他者のことを信じることができるし、掛け値なく応援できる。

〇本当の優しさ
調子の良い時、いい感じの時は、極論どんな人が隣にいたとしても、楽しいし上手くいくもの(みんな優しくていい人に見える)。でも耐えがたいどん底にいる時に、一緒にいたいと思う人・この人がいれば大丈夫だと思う人は、どん底にいることも自分の弱さも受け入れてくれて(それが特別なことだとも思っていないようで)横に並んで一緒に歩いてくれるだけでなぜか安心できるような人。こちらから求めなくても、勝手に自分の意志で、さりげなく行動を起こしてくれるような人。

「登美高生は『強いから優しい』=「挑戦する強さがあるから、人を包む優しさを持てる。登美高生にはそういう子が多い」と言われることを願っています。

横に並んで一緒に歩いていきましょう。

【学校長挨拶】

https://www.osaka-c.ed.jp/tomioka/school/