年始早々本校に関わるビッグニュースです。
新型コロナウイルスで重篤となった患者に、大阪大学の岸本忠三特任教授(富田林高校同窓会顧問・富高10期)が開発された関節リウマチの治療薬を投与することで、死亡率が下がったなどとする研究成果を、イギリスの大学などのグループが公表しました。
岸本忠三特任教授が開発した関節リウマチの薬は、免疫が暴走して自分の細胞を攻撃してしまう「サイトカインストーム」という現象を抑える効果があると期待されているとのことです。
上記の結果を受けてイギリス政府は、重症患者に岸本忠三特任教授が開発した薬を使うよう推奨する方針をウェブサイトで示しました。(NHK WEBNEWSより)
上記のニュースについてはテレビ等も含め立て続けに報道されています。
大阪府立初の中高一貫校創設や岸本記念館設立事業において、多大なご尽力をいただいた岸本忠三特任教授は「地球的な視野に立ち、地域や国のことを考え行動し、国際社会に貢献できるグローカル人材の育成」をミッションとする本校にとって正に目標となるトップランナーです。心よりお喜び申し上げます。
大阪府立富田林中学校長 大門 和喜