朝から気温がぐんぐん上がり、真夏のような暑さでしたが、九州では集中豪雨のため甚大な被害が出ています。午前中は大阪府の岬町のたんの輪海水浴場(ときめきビーチ)にあるビーチバレーコートで開催されたビーチバレー高校選手権大会の開会式のあいさつに行ってきました。今年で22回めとなり、年々参加者がふえ、ことしもたくさんの参加選手、運営を手伝う高校生や応援の保護者のみなさんお越しいただきました。ビーチバレーは、今から約90年前の1920年代にアメリカの西海岸から発祥し、その後、世界にひろがり、スポーツとしての地位を確立しました。特に1996年のアトランタオリンピックから正式種目として採用されてからは、ますます注目されるスポーツとなっています。試合にでる選手だけでなく、一般の海水浴にきた方がたも砂浜でビーチバレーを楽しんでおられました。毎年、開会式のあと、試合にさきだって、選手も役員、ボランティアも全員で砂浜の清掃を行っています。この大会が愛される理由のひとつだと思います。
午後からは、サッカー部の試合が松原市の阪南大学高校のグランドでありましたので、応援に行きました。今年はⅠ部リーグに所属して、府内の強豪校との対戦がつづいています。きょうは関大北陽高校との試合でした。阪南大高校のグランドにははじめて行ったのですが、見事な人工芝のグランドで、到着したときは前半の途中でした。刀根山の青色のユニホームと関大北陽の赤のユニホームが入り混じって、ボールを奪い合う様子はいつも以上に迫力を感じました。残念ながら先制点はとりまいしたが、つぎつぎにゴールを決められ敗れました。ほんとうに暑い中、応援にきていただいた保護者の方にお礼を伝え、試合終了後すぐにつぎのところに向かいました。夕方からは大阪駅のグランビアホテルで、きのうもお世話になった堺高校の先生がロンドンオリンピックのバレーボールの審判員として派遣されることになり、その壮行会がありました。世界中の国際審判員のなかから選ばれた、20人のひとりとしてロンドンに行かれます。大阪の高校からは、2004年のアテネオリンピックにつづいての快挙です。大阪の高校のみならず、全国からたくさんの関係者がお祝いにかけつけてくれました。どの試合の審判をするのかは、試合の前日に伝えられることになっています。もちろん全日本女子の審判はしませんが、男子の決勝戦の審判をされることを期待しています。ちなみに、アテネ大会のときも大阪府立高校の先生が決勝審判をつとめられました。ビーチバレー男子日本代表のおふたりの健闘も祈念しています。