8月13日(月) ロンドンオリンピック閉会

第30回夏季オリンピックロンドン大会が12日(日本時間13日早朝)に閉会しました。7月27日からはじまり、17日間にわたり熱戦がくりひろげられ、今大会には、204の国と地域から約1万500人の選手が参加しました。時差の関係から深夜、早朝にテレビなどをとおして伝えられる様子に感動の毎日でした。選手、関係者のみなさん、ごくろうさまでした。そして、ありがとうございました。オリンピックでは毎回たくさんのボランティアが活躍しますが、テレビのインタビューでボランティアの方が「パラリンピックもがんばるわよ」といっておられたことが印象的でした。正直いってロンドンの大会がはじまる前まで、どうしても40年前のミュンヘン大会におこったテロのことが頭からはなれませんでした。当時高校3年生でしたが、松平監督率いる全日本男子バレーボールチームが金メダルをとった大会であるとともに、テロ事件のおこった大会としての記憶が鮮明に残っています。ロンドン五輪が心配されたテロの発生もなく、大成功のうちに幕を下ろしたことはほんとうによかったと思います。日本選手も最後まで活躍し、最終日には男子ボクシングと男子レスリングで金メダルを獲得しました。村田選手、米満選手、ほんとうにおめでとうございます。新聞の記事によると、ボクシングの村田選手が、南京都高校(京都府精華町)時代にボクシングを教えてもらった亡き恩師、武元前川先生への感謝のことばが強く残ります。武元先生は常々村田選手に「苦しいときこそ、前に出ろ」と伝え、「努力したからといって報われるわけではない。でも努力しないと報われない」というのが武元先生の座右の銘であったそうです。生徒たちに紹介したいことばです。