7月24日(水)はDXハイスクール事業の一環として、アドバイザーの立命館大学生命科学部教授の 山中 司 先生と本校のメンバーで第1回目の研修を行いました。
研修はパッケージになっており、第1回がオンライン実施、第2回は本校にて対面スタイルで実施、第3回は立命館大学茨木キャンパスを訪問しての実施となります。本研修のテーマは「AIと教育」です。総合的な探究の時間をどのように深化させていくのかが我々に課された使命であります。研修の中で、山中先生が、「失敗していいんですよ」とご助言くださいましたが、正にその通りだと思いました。生徒たちに「失敗を恐れずにチャレンジしよう」と言っている我々自身がチャレンジしていく。総合的な探究の時間には、このような要素も含まれているのでしょう。1時間の研修ではありましたが非常に意義深いものとなりました。
なお、今回の研修は教員のOJTも兼ねております。担当の先生は、緊張しながらもしっかりとその重責を果たしてくれました。残り2回だけと言わず、これ以降も積極的に多くのことにチャレンジして欲しいものです。
最後に本校のDXハイスクール事業に係る取り組みについて概要を説明いたします。前述の通り山中先生にアドバイザーをお願いしておりますが、総合的な探究の時間そのものの深化のために神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授の 林 創 先生にもアドバイザーに就任していただいております。本事業においては、このご両名のご支援を得ながら、先代の校長が推進されてきた総合的な探究の時間を、とりわけAI活用の観点から中身をブラッシュアップします。更には、デジタルを活用してのリサーチ活動も盛り込んでいきます。また、根本的なことではありますが、全教職員で総合的な探究の時間を担っていこうという機運を高めていく所存です。貴重な国費をいただいておりますので、精一杯取り組んでいきたいと思います。勿論、失敗が前提では困りますが、失敗を恐れず上記の事柄にチャレンジしていきます。