昨日(12月18日)本校校長室で、来春の第91回選抜高校野球大会21世紀枠近畿地区候補校表彰式が行われ、毎日新聞社と日本高野連の連名で盾をいただきました。授与のためお越しいただいたのは毎日新聞社編集局社会部副部長の武本光政様。ずっしりとした重さには八尾高校硬式野球部の関係者だけではなく生徒や保護者、同窓生の皆さん、さらには八尾市民の皆様など数えきれない方々の期待が込められていると感じました。
9校の中から出場3校が選ばれるのは1月25日です。我々はいつもどおり無欲でその日を迎えたいと思っていますが、強豪犇めく大阪で公立高校硬式野球部に所属し甲子園を夢見る高校生諸君に八尾高校が一筋の希望の光を示すことができればこんなに嬉しいことはありません。21世紀枠は本校硬式野球部に与えていただいた大きなチャンスですが、すでにそのことはもっと大きな意味を含んでいるような気がしています。大きな地震や台風など自然災害に傷ついた大阪に明るい話題が1つ増えれば、多くの皆様方にも喜んでいただけるのではないかと思っています。
「晴れの日は枝が伸び、雨の日は根が伸びる」という言葉があります。最後の甲子園出場から60年、直向きに努力し根を伸ばしてきた八尾高校硬式野球部がこの春大きく枝を伸ばし、その先に花が咲くことを心から願っています。