八尾市から「若者ワールドカフェ」のお話をいただいたのは春でした。SDGsについて近畿大学の学生さんや留学生のみなさん、さらには近隣の高校生と一緒に話をするイベントをつくりたい!若者の意見を市政に反映できるよう、まちづくりについての率直な意見ももらいたい!とご担当の職員の方が大変熱心にお話しくださったのが今でも強く印象に残っています。
「若者ワールドカフェ」とは、八尾市と近畿大学が連携した企画で、高校生・大学生・交換留学生がSDGs(持続可能な開発目標)について意見交換し、多様な考え方に触れることにより多角的な価値観を醸成し、グローバル社会で活躍できる人材を育成しようというものです。第1回が行われたのは8月31日(土)、場所は新しくできた近畿大学の図書館アカデミックシアター。そりゃ、びっくりするくらい広くて明るくて、講堂みたいなところやコーヒーショップ、CNNカフェやラウンジみたいな場所まであって、未来の図書館に来たみたいでした。
それはさておき、そのアカデミックシアターの中にあるラーニングコモンズと呼ばれる広場のような空間で「若者ワールドカフェ」は行われました。アイスブレイクのあとは「いきいきとした時間って何だろう?」というテーマでブレインストーミングとKJ法を行いグループの意見をまとめて発表。それをもとに「将来どんなまちにすみたいか?」というテーマについて活発な意見交換が行われました。それぞれのグループには近畿大学の学生さんも入り高校生をサポートしてくれました。そのおかげもあって本校から参加した5名は臆することなく議論に参加しグループを代表して説明者をつとめる生徒もいました。その時の様子を写真に撮ってきましたのでご覧ください。
次回は、9月28日(土)、同じく近畿大学アカデミックシアターで、今度は留学生のみなさんと一緒にSDGsについて英語で意見交換することになります。本校からの参加生徒5名はいずれもスタディツアーでオーストラリアに行った生徒ですので、今度も臆することなく堂々と自分らしく意見交流をしてくれるだろうと期待しています。