聞きなれない言葉かも知れませんが、「レモネードスタンド」は小児がん支援の社会活動です。
はじまりは2000年夏のアメリカ、4歳の少女アレックスちゃんが自宅の前にレモネードを売るお店をオープンさせました。その頃アメリカの一部地域では、夏になると子どもたちが軒先にレモネードを売る店(レモネードスタンド)を作って小遣い稼ぎをするのが風物詩になっていたそうです。そんなレモネードスタンドの中でもアレックスちゃんの店は少し違いました。彼女は1歳になる誕生日の少し前に小児がんであることがわかり、この時も治療を続けていました。いつしか彼女は「私のレモネードスタンドの売上でがんを治す薬をつくってほしい」と願うようになっていたのです。
このニュースが全米を駆け巡り、小児がん支援の社会活動としての「レモネードスタンド」は急速に広がりました。現在、日本では5つの団体がレモネードスタンド活動を支援しています。
今年の5月にこんな話を私が校長通信「雑感」(教職員向け)に書き、文化祭で取り組んではどうかと提案したところ2年8組がこれを実現してくれました。とてもうれしいです。
このことは、レモネードスタンドジャパンという支援団体のホームページにも載っていますし、9月7日(土)の文化祭当日には地元FM局(FMちゃお)も取材に来てくれます。私も、校長室前の立ち読みコーナーに絵本を立てました。「しろさんのレモネードやさん」という絵本です。10分もあれば読めますので、こちらにも是非お越しください。
http://www.lemonadestand.jp/post8334