今年の出張講義(八尾高生が学校で大学教授の講義を受ける取組)は7名の先生方にお願いしました。今回ご紹介する善野先生(奈良学園大学教授)は小学校教員養成に高い実績を持つ先生で、お忙しいところお願いして昨年度から来ていただいています。
今年の講義のテーマは「2030年のあなたが輝くために~自ら意欲スイッチを押す魔法」。たくさんの生徒がこの講義の受講を希望し、結局、1,2年生あわせて140人が参加しました。
新大学入試や未来の社会で重要になる力とは何か?認知能力としての学力だけではなく「やる気」や「自立心」「向上心」「コミュニケーション能力」「粘り強さ」などの非認知能力が求められること...さらには、そういった力のつけ方について、一つひとつ根拠を示しながらわかりやすくお話ししていただきました。その上で、自らの意欲を伸ばす「自律」に向けて今からできることを具体的に示してくださいました。非常に納得感の高い講義だったと思います。生徒と一緒にこの講義を受けた教頭先生曰く「60分の講義が15分に思えるほど聴き入っていました」とのことでした。善野先生ありがとうございました。
多くの著名な先生方にお越しいただいて、大学での学びを先取りする取組を継続して行っている高校は数少ないと思います。これも八尾高校の伝統として守っていきたいと思っています。