先週の金曜日、和歌山県を中心に活動されている児童文学作家ゆっこりん(たかだゆき子さん)を招き、2年生の家庭科と教育アドバンスコースの授業でお話しいただきました。ご紹介いただいたのは「はじめてのうみ」と「やさしいきもち」の2作品。朗読をしていただき、これらの作品に込めた思いを語っていただきました。ゆっこりんは車椅子を使って生活しています。水に浮く特製の車椅子に乗ってはじめて海に入ったときのことを絵本にした「はじめてのうみ」は多くの人たちの優しい気持ちが心にしみる物語でした。「やさしいきもち」はうさぎ、さる、くまといった動物たちにキャラクターを与え、展開するストーリーの中でさりげない優しさや気遣いの大切さをそっと教えてくれる素敵な物語でした。
また、この日はちょうど近隣のこども園の園児のみなさんが防災避難訓練に来る日でしたので、2歳児から5歳児までの子どもたちにも読み聞かせをしてもらいました。子どもたちはゆっこりんの一言一言に反応し絵本の世界を楽しんでいる様子でした。
授業を受けた本校生がいろんなことを感じてくれていたら嬉しいなぁと思っています。