同時双方向型のオンライン質問会を実施

数学と英語で、Zoomを使ったオンライン質問会を行いました。参加人数は多くありませんでしたが、その分、ある意味贅沢な質問会になったようです。写真は、英語の先生が2人で質問会を開いている様子です。質問会に参加した生徒は、疑問に思っていることを納得できるまで質問していました。

6月1日からは、毎日全校生徒が登校し1日3時間の授業を受けますが、12日までは1教室あたり20人程度までという制約がつきます。本来40人のクラスで行う授業を2分割して行うことになるということです。例えば、出席番号で2グループに分けて午前午後にそれぞれ20人ずつが登校して授業を受けるという方法もありますが、時間割の都合でグループ毎に教科担当者が替わってしまうことが考えられます。また、展開授業が多い学年ではその他にもいろんな不都合が出てきます。そこで、本校では、同じ時間に40人が2クラスに分かれて授業を受ける方式を採ることにしました。そうすることによって、15日以降の授業再開にスムーズに接続しようというねらいです。

ただし、これを実現するには、隣り合う2つの教室で同時に同じ授業が受けられるようにする必要があります。そこで、本校では、この2つの教室をZoomで繋ぐことができるようにしました。片方の教室で進む授業を他方の教室のスクリーンから参加することができます。手を挙げて質問することもできます。同時双方向型の遠隔授業です。必要に応じてこのような授業ができるよう、タブレット22台を購入しました。費用は、卒業生の方からの寄付金で賄わせていただきました。そうすることによって、40人の通常授業が再開された時の授業進度のばらつきを抑えることができます。

長い休校期間中に学力格差が広がっていると言われています。そのことは、本校でも多くの教員が実感しているところです。今月の第2週(18日からの週)から始めた二者面談や25日のオンラインホームルーム、さらにはオンライン質問会等で寄せられた生徒の意見や要望をしっかりと受け止め、ICTも積極的に活用しながら柔軟に対応していきたいと思っています。

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