先週の金曜日(11月5日)、2年生全員を対象として「出張講義」を開催しました。昨年度は実施できなかったこの取組ですが、今年度は「総合的な探求の時間」の一部として復活しました。
「出張講義」とは、昨年度の卒業生の進学先や生徒の興味関心を参考に選んだ学問分野について、大学と同じ90分の講義をしていただくというものです。今回、講義をしていただいたのは6大学から9名の先生方です。生徒は自らが選択した講義を真剣に受講していました。受講後の生徒に声を掛けたところ「90分があっという間に過ぎていった」「大学で専門性を追求したいと思えるようになった」などの感想が返ってきました。講義をしていただいた先生方のお名前(大学名)及びテーマは次のとおりです。お名前は敬称略で記載させていただいております。
善野八千子 先生(奈良学園大学) 2030年のあなたが輝くために〈教育学〉
箱﨑雄子 先生(大阪教育大学) 発音のコツ~これだけで英語らしく聞こえる〈教育学〉
向井大喜 先生(大阪教育大学) 理科の「考える」とは、いったい何?〈教育学〉
児玉靖司 先生(大阪府立大学) 原子爆弾の誕生~開かれたパンドラの箱〈放射線生物学〉
杉本吉恵 先生(大阪府立大学) 看護の魅力〈看護学〉
浦西秀司 先生(大阪市立大学) 規制政策の経済分析〈経済学〉
卜部敬康 先生(奈良大学) SNSで育む「友情」の危うさ〈社会学〉
木下光生 先生(奈良大学) 歴史教科書の「常識」を疑う〈歴史学〉
名取良太 先生(関西大学) 選挙が教える民主主義の限界〈現代政治分析学〉