1月21日(日) 新人戦2次予選 第1試合

 今日は泉北高校体育館において新人戦2次予選。トーナメント戦なので負ければ即敗退が決まる。翠翔はまず第1試合で槻の木高校と対戦する。槻の木高校は11月の1次予選で3部に残留された、何といってもバレーが盛んな北摂地区の高校である。翠翔が全力で立ち向かっても勝てるかどうかわからないのに、2年部員は昨日の状況だ。今朝になっても2年生から何も意思表示が無いので、昨日宣言した通り、スタメンは1年生チームでいくことにした。

 ○第1セット 19-25

 挨拶が終わり両チームのスタメンがコートに入る。1年チームとしては初の公式戦となるので、表情がちょっと硬い気もするが、大きな声を出してコートに散っていった。第1セットは相手サービスから。イチがしっかりとカットしリツがオープントス。それをスイが豪快に決めファーストポイントを獲った。1年生たちは大声を出しながらコートを走り回り、喜びを表した。シンはサーブを確実に入れ、サイはハッスルレシーブ。元気溌剌、見ていて楽しくなる。途中ミスが出て 5-8 と離されるも、裏レフトのショウも頑張って決め 9-10 まで挽回した。元気なコート内とは裏腹に、コートに入りたいオーラを出しつつも仕方なしに応援しているベンチの2年生の姿が対照的である。1セット目も中盤となり、ようやく2年生たちが出たい意思を告げに来た。勝つ気が見えるプレーをすることを条件に10-12の場面で、リツ、サイ、シンに替え、アン、セン、サクを投入したが、終盤に2年生のミスで5失点もしてしまい、第1セットを落としてしまった。

 ○第2セット 27-25

 セット間で2年生のやる気を再確認して2年生チームでスタートさせたが、立ち上がりからミスを繰り返し、序盤で 2-10の大差をつけられてしまった。とにかくキャッチが全然駄目である。初戦敗退が頭をよぎる中、たまらずタイムアウトを取り、ボールの所まで動くこと、声を出すこと、の2点だけを伝え見守った。その後翠翔は踏ん張りを見せ、少しずつ追いかけたが追いつけず、20-24 、槻の木高校のマッチポイントを迎えた。誰もが万事休すと思えたが、幸運にも相手アタッカーがネットに掛けてくれて、21-24.この後スイのオープン、サクの速攻と立て続けに決まり、デュースに追いついた。相手に先に25点目を獲られたものの、その後スイがオープンを2本、サクがフェイントを決め、激戦の2セット目を何とか奪取することができた。

 ○第3セット 25-21

 久しぶりにセットを獲れて良いムードの中、3セット目が始まった。このセットは序盤から獲っては獲られの好ゲーム。槻の木のエースは前衛だけでなくバックからも決める大活躍。また翠翔も、サク、コウの速攻やセンのセミで対抗する。翠翔 13-12でチェンジコートとなったが、セン、ノンとレシーブミスが続き、14-18と離された。昨日、今日とノンのカットが安定していない。しかし2セット目を獲った勢いはまだ残っていた。センのライトセミ、スイのサーブポイントなどで20-18と再逆転し、その後はコウがAクイックを連続で決め、逃げ切ることが出来た。

 練習不足とはいえ、翠翔にとっては情けない内容の試合であった。ただ、昨日のようなチーム状況の中、1回戦を突破できたことは素直に喜ぼう。

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