11月11日(日) 練習会

 今日は、平野高校、柏原東高校、夕陽丘高校を招いて、4校で半日の練習会を行った。平野、夕陽丘は翠翔と同じく3部のチームであり、1週間前の練習試合は、修学旅行疲れで身体が動かなかったためと理由付けすることができたが、もし今日も同じ様だと新人戦は完璧に赤信号が点る。元気に声を出し、最後までボールを追いかけることを必須事項とし、本日は全勝することを目標とした。(今回のブログから各プレイについては略号で表記することにします。)

○ 1セット目(VS柏原東高校)25-15

  柏原東高校さんは部員不足のため顧問の先生もコートに入られての試合をしたが、府の条例により廃校が決定しており、今年が最後のチームになるだろう。それでも選手は明るく元気いっぱいにプレーをしている。柏原東さんには赴任当時からお世話になっており、練習試合も組めない状況の彼女たちを応援するためにも、今日は参加をお願いしたのだ。立ち上がりスイのMR、MKとランのMRで0-3。ここで相手がMSし、相手のミスを待たなければサーブ権が取れない最悪な展開でスタートする。結局最後は勝利したが、相手コートに返球するだけのミス待ちの勝利は、一生懸命プレーされる柏原東高校さんに対して大変失礼であり、情け無いを通り越し、怒りさえ感じさせる。13失点で1週間前と何も変わってない気がしてきた。

○ 2セット目(VS平野高校)25-13

  平野高校さんにお相手いただくのは1年ぶりである。やはり部員不足で悩んでおられ、現在は6人で活動されていると伺った。しかし背の高い選手が多く、監督に怒鳴られても明るくさわやかにプレーされる姿はとても好感が持てる。さて、翠翔選手たちも1セット目は拙いと思ったのか、このセットは立ち上がりから元気・動き共に良くなる。平野さんが緊張されていたせいもあり、16-4 とロケットスタートをきった、が、ここで緩んでしまうのが今年の翠翔チーム。MS、MRが続出し、19-12と追い上げられる。いや、相手は何もしていない。翠翔が勝手にこけているだけである。やはり11失点とミスが多すぎる。

○3セット目(VS夕陽丘高校)17-25

  夏休みに対戦させていただいた夕陽丘高校さん。このときは2-0で勝たせていただいたが、やはり伝統校だけあって今日は当時より戦力アップされている。翠翔が戦った2校を25-7、25-9と、いづれも1桁得点に押さえて勝たれたのだ。失点が少ないチームは取りこぼしが少なく、安定した結果が見込めるのだ。立ち上がり、スイのKO2本を含む4連続得点でスタート。しかしここでアサがMSするとツウ、ラン、シュンにMRが出て、瞬く間に5-6と逆転を許す。中盤まではもつれて11-11。やはり翠翔のほうがミスが多い。ここから徐々に点差が開き17-21に。この後、サイのMT、ランの2連続MR、最後にツウが、どチャンスボールを想いもよらない方に弾いてMPと連続4失点でゲームセット。全勝の目標はもろくも3セット目で崩れてしまった。このセットにおいては22失点と、もうどうしようもない。

  その後は全て勝利し、夕陽丘さんにも2-1 と勝ち越しはしたが、総失点では1敗の翠翔118失点、2敗の夕陽丘さん112失点という結果となった。しょうもないミスによる失点が多すぎる。MSに限っても、合計20本のうち、最初の4セットで12本。明らかに後半のほうが失点が少ないことが見て取れるだろう。MSが及ぼす影響を理解して欲しいものである。

  来週は2部のチームを3校含む、終日の練習会を組んでいる。この1週間で調整していかなければ、今日のさまでは惨敗を喫することになろう。部別まであと2週間。みんな頑張って欲しい。

 (略号:MR=レシーブミス、MT=トスミス、MS=サーブミス、MK=スパイクミス、KO=オープンスパイク)

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