3月30日(土) 大教杯争奪戦(午後)

   ○第8試合(VS大淀)14-25

  大淀高校さんは奈良県の公立高校で、スポーツが盛んな学校と聞いている。バレーボール部も例外ではなく、コートの中を常に走り回っている元気なチームだ。翠翔の力が試される試合だと思っていたが、また悪い癖が姿を現した。試合が始まると、足が全然動かない、声が出ない、ルーズボールを追いかけようともしない、緩慢なプレーのオンパレード。本人たちは一生懸命プレーしているつもりなのだろうが、傍から見ている者にはまったくやる気が無いように見える。昼休み後の翠翔はどうしてこんなにもだらしなくなるのだろうか?大淀高校さんにも失礼極まりないゲームであった。さすがに私の怒りも限界に達し、ゲーム終了後には厳しい口調で注意した。

   ○第9試合(VS大商学園)25-23

  大商学園さんも3部で、エース中心に拾って繋ぐ好チームである。次の部別を占う上で内容が悪いゲームは出来ない。前の試合の情けなさを一掃させるため、この試合からコウをスタメンに戻し、また新たにサイを投入した。明らかにムードは変わり、動きも見違えるほど良くなった。試合も、もつれながらではあるが最後は競り勝つことが出来た。これで翠翔の予選6試合が全て終了し、3勝3敗でAゾーン4位の結果となった。ただ、先日の練習会の後半のように、腰痛のためスイが打てなくなってしまったことは気がかりである。

   ○第7,8位決定戦(VS高槻北)23-25

  高槻北高校の監督さんとは大学時代同じ釜の飯を食ったチームメイトで、監督になってからは常に良いチームを作られ、中々勝たせてもらえない。今年度、お互い還暦の節目を迎えたこともあり、今回の対戦は何かの縁を感じる。前の試合と同じメンバーで先発させたが、引き続きムードも良く、格上のチーム相手に常に先手を取り、21-16で終盤を迎えた。ここでスイが前衛に上がるが、痛みでジャンプが出来なくなっていたようだ。決定力の無くなった翠翔では格上のチームに対応できず、最後は逆転負けを喫してしまった。

  第36回大教杯は14チーム中8位と、中々中途半端な結果で幕を閉じた。大淀戦の体たらくは許せないが、おかげで部内の訳あり事情が払拭できたことは何よりだ。「雨降って地固まる」部別に向けての朗報である。気がかりは、アサ、スイの故障であるが、部別までに治癒してくれることを祈りながら会場を後にした。

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