8月4日(日) 合宿初日

  令和になって初めての合宿の日を迎えた。午前7:20、女子バレー部員を乗せたバスが八尾翠翔高校を出発した。途中、JR天王寺駅付近で合同合宿をする東百舌鳥高校女子バレー部員を乗せ、一路、合宿先のハチ高原に向かった。ただでさえ交通集中する宝塚トンネル手前で2件の交通事故があり、ひどい渋滞に巻き込まれたため、予定より少し遅れて休憩地の赤松PAに到着、トイレを済ませて「赤松コロッケ」をいただく。これを食べないと合宿が始まった気がしない。12:10、バスはこれから活動する熊次コミュニティーセンター体育館前に到着。出迎えてくれた宿舎の大将と深く挨拶を交わし、荷物を移動させて、バスの運転手さんに別れを告げた。

  昼食を食べ、13:30よりいよいよ合宿初日の昼の練習が開始された。この合宿のテーマである「声を出して走り回ること」をいかに実行できるか楽しみである。準備体操とアップは翠翔主体で行った。と、そこへいつもお世話になっている他校の外部コーチであるE氏が来られた。自チームの練習が終わってから、わざわざ駆けつけてくださったのだ。双方部員を5グループに分け、私と、東百舌鳥高校顧問M氏、そしてE氏の3人がボールを出し、走り回るレシーブ練習が2時間ほど続いた。最後40分ほどはトスとスパイク練習。気がつけば終了時刻の17時を迎えていた。

  体育館から宿舎までは、上りの坂道を25分ほど歩く。これも合宿トレーニングの一環である。宿へ着けば夕食の準備が始まる。初日のメニューは何と「すきやき」。お肉もたくさん入っている。白ご飯も大きいジャーをたいらげ、おかわりのジャーも空っぽになった。おかずもご飯も完食である。たくさん食べる代は強くなる。この調子で行けば、東百舌鳥も翠翔もきっと強くなるだろう。

  夕食の後片付けをした後、19:10より夜練習のため体育館に向かう。夜練習はゲーム形式。初日の今日は、東百舌鳥チーム、翠翔チームに、お手伝いに来てくれた双方のOG 4名とM氏、私とで作るドリームチームの3チームで総当たり戦を行った。その結果は、ドリーム2勝、翠翔1勝1敗、東百舌鳥2敗、おいおい、あまりにも現役が不甲斐ないではないか。明日以降は進化を見せてくれよ。

       

  21時50分夜練習終了。夜練の帰り道は真っ暗ということもあり、大将が部員たちを宿まで車でピストン輸送してくださる。入浴と簡単な洗濯後、就寝。合宿が初めての翠翔1年生や、東百舌鳥部員たちには既に疲労の色が伺えるが、苦しい中で、技術と自信を掴みとって欲しいと願いながら合宿初日を終える。

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