8月7日(水) 合宿最終日

 朝6時起床、朝食までの時間は部屋の後片付けである。いよいよ合宿の最終日がやってきた。今日の朝練習は東百舌鳥高校VS八尾翠翔高校のガチバトルのみ(時間が余れば練習試合を追加)で、その後大阪へ帰ることができる。朝食後、女性顧問による部屋点検。流石は女子バレー部員、両校ともすべての部屋が綺麗に清掃されていた。8:20、個人の荷物を食堂の片隅に移動させて、合宿最後の練習を行うために体育館へと向かう。

 ○ガチバトル 1セット目:25-12,2セット目:25-17   2-0で翠翔の勝利

 東百舌鳥のレシーブの要となる選手が、今朝も点滴を打つため診療所へ向かう。東百舌鳥チームはフルメンバーで戦えないことがとても残念である。昨日捻挫したシュンは出場する意思表示をしたため、辛そうならマイと即交代させる約束で起用することにした。合宿の集大成の試合と考えればまだまだミスが多いが、1年生のサン、ゼン、ショウの成長が伺えたことは収穫である。キャプテンシュンを中心に、1年生が伸び伸びとプレーできる環境が出来つつあると思われる。

     

 ○練習試合 23-25,25-23  の1勝1敗

 ガチバトル終了後まだ1時間ほど時間があったので、練習試合をした。シュンの捻挫の件もあったので、1セット目は翠翔は1年生のみのメンバーで戦わすことにした。1年生チームは決定打者不足。何とかレシーブはするが、決定力がない。23-22と先行するも、最後は差され逆転負け。これで7月26日の練習試合より、東百舌鳥に1年生チームはスコアすべて23-25で3連敗である。2つ目を行う前、部員たちに「合宿最後のセットになるけど、出場したいものは手を挙げよ」と言うと、Aチームのメンバー中心に手が上がった。いやいや私の意図はそうではない。「ずっと23-25で負けている1年生チームが手を挙げへんのかい!」と言うと、1年生たちの顔が明るくなり、全員が手を挙げた。負けたら帰りのSAで先輩にソフトクリームをご馳走すること、と約束をすると、必死に頑張る1年生たち。21-15から21-22と逆転されるいつもの展開であったが、最後はサンのKR、ショウのSPなどで再逆転し、勝利を掴むことができた。これにて合宿の全練習が終了。

     

 宿へ戻り、お昼ご飯をいただく。最後のメニューは「かやくご飯」。サイ、ゼン、サン、ショウ、テルたちは何とおかわり6杯目を食していた。最後までよく食べる奴らだと、嬉しくなる。昼食の後片付け後、宿舎の大将と女将さんに感謝の御礼と挨拶をしてバスに乗り込み、大阪に向けて出発した。

          

 合宿を共に行っていただいた東百舌鳥高校さん、翠翔の急なお誘いにもかかわらず、快く了解いただきありがとうございました。チームのためになるような合宿ができたでしょうか?また、故障者を出してしまって申し訳ありません。これに懲りず、これからも互いのためになる合同合宿が実現できたらありがたいかぎりです。次年度以降も前向きにご検討いただくことを願っております。本当にありがとうございました。

PS. 

① 朝食、夕食の各食事の「いただきます」と「ごちそうさま」の挨拶時に、指名された者がそれぞれ一発芸を披露してくれました。初日などは照れてモジモジしていたけど、日が経つにつれしっかりとできるようになりました。このブログには動画をアップできないのが残念です。

     

② 帰阪時もJR天王寺駅付近で東百舌鳥高校さんを降ろしました。選手たちが私に最後の挨拶をしてくれているとき、ある人物が走りよってきました。「せんせ~い!」その人物はコウでした。近くへ勉強に来ている?との事でしたが、何という偶然でしょう。引退しても、翠翔バレー部の心は一つ、って感じたのは少しオーバーだったでしょうか?

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30