1月19日(日) 新人大会2次予選

  新人大会2次予選当日となった。会場は、箕面自由学園高校体育館。翠翔チームは第3試合に出場するが、バレー公式戦の決まりとして、第1試合のレフリーをしなければならない。この第1試合は新人大会1次予選で、どちらも1部1位の結果を残した私学強豪校同士の対戦となるため、その試合の主審をする私にとっては、翠翔の試合を指揮するよりプレッシャーがかかるかと思われる。「補助役員をしながら、強豪校のプレーを学ばせてもらいなさい」と部員たちには声掛けして、この試合の勝者と対戦する、来たるべき第3試合に向けての心の準備をするよう伝えた。

  〇第3試合(VS箕面自由学園) 5-25,14-25 で敗退

  第1試合、箕面自由学園VS東海大仰星戦は、緻密なレシーブ、老獪なトス、豪快なスパイクが、双方飛び交う素晴らしい試合であった。このような試合を目の当たりにすると、翠翔は一体何をしてるのだろう?と自分たちのバレーがとても稚拙なことのように思えてもしまうが、一歩でも近づけるようにとファイトも湧いてくる。さて、翠翔チームの対戦校は、素晴らしい第1試合を勝ち抜いた箕面自由学園さんに決まった。「力の差はかなりあるけど、とにかく今日は楽しもう」と声をかけコートに送り出した。実は3日前の練習でアサが右肩を負傷したので、セッターはサイに任すことにした。第1セットが始まる。相手の最初のサーブがエンドラインを超え、翠翔にファーストポイントが入った。しっかりとジャッジが出来ていたので、落ち着いてプレーしているかに思えたが、本当はラン、サイ、サン、ユウはガチガチだったようだ。以降強烈な相手サーブに対応できず、カットが乱されてトスすら上げることができない状況のまま1セット目は終了した。ちなみに、シュンは1本もスパイクを打っていなかった。セット間にアサが「もう痛くないので出させてください」と笑顔で申し出てきた。「途中で少しでも顔をしかめたり、痛いとか言うと交代さすよ」と約束して、サイと変えることにした。また、ソウ、ソラも投入することにした。結果は大差だが、自分たちが練習してきた攻撃も通用し、相手の強打を何本もレシーブできた第2セットであった。何より試合終了まで、相手に決められようが味方がミスをしようが、満面の笑顔でプレーするアサの姿がとても印象的だった。

  今日は点数的には惨敗であったが気分的には晴れやかで、ある意味、自信も持てた試合であった。1部級の強烈なサーブに対応できるカット力とつなぎの力をもっとアップさせることが必要であると勉強させていただき、試合会場を後にした。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30