クラブ大清掃・炊き出し体験を行いました

12月20日(金)13時から運動部のクラブ員、自治会生徒、公募で集まった生徒を中心にクラブ大清掃、炊き出し体験を実施しました。 まず生徒たちは体育館で、天王寺区役所の防災担当の職員、防災士、大阪ガスの方から緊急時の対応、特に学校が災害時に避難所になったときにとるべき行動についてお話を聞きました。非常時に想定で800人以上の人が学校で生活することになるという話に生徒は驚きながらも熱心に聞いていました。

その後、クラブ員は1時間半ほど、グランド、体育館、テニスコート、部室など各担当場所に分かれて大掃除を行いました。ふだんは掃除しないようなグランドの脇の溝や体育館の倉庫の隅までたまっていた汚れを落としました。生徒たちは黙々といつも使っている施設きれいにしていました。

クラブ大清掃と平行して、体育館1階の食堂では公募で集まった生徒、自治会生徒がPTA役員の方にもお手伝いいただき大阪ガスの協力を得て炊き出しを行いました。ここでもまず大阪ガスの方から過去の災害についてスライドを用いてお話をしていただきました。その後「サバ缶を使った"サバ"イバル鍋」を作りました。調理の際は、実際の緊急時に近い状況で、水や包丁やまな板を使わずに調理しました。   調理が終わる頃に、クラブ大清掃を終えた生徒たちも食堂に集まりサバイバル鍋を試食しました。主にサバ缶とアルファ化米を使った簡易的な料理でしたが、生徒たちからはおいしいと好評でした。