平成30年度 SGH課題研究中間発表会
10月27日土曜日、9:00より本校六稜会館3階ホールで平成30年度SGH課題研究中間発表会が行われました。2年生の課題研究で、SGH関連講座である6講座(月曜3,木曜3)を選択している生徒たちが日頃の探究活動の到達点を発表しました。講座の中でいくつかのグループに分かれている場合もあり、グループごとに以下のようなテーマで発表しました。
- 社会系1(ベトナムを観光大国へ )
- 社会系2(インドネシアで五輪開催を )
- 社会系3(“大国の脅威に屈しない”ラオス 発展のために)
- 理 系1(パスタブリッジ )
- 理 系2(快適な建築 )
- 英語系1(Give Myanmar the New Education )
- 英語系2(Tourist Trade of East Timor )
以上月曜
- 英語系3(Comparing Islamic culture with Japanese culture )
- 英語系4(東南アジアに学ぶ授業中の眠気対策)
- 理 系3(絵画と天文学 )
- 社会系4(東南アジアから学ぶ日本の教育 )
- 社会系5(マレーシアの政策から考える南アフリカの格差是正に向けた政策)
- 社会系6(日本におけるカジノの成功のために)
以上木曜
発表の約1週間前には体育大会、発表の2日後からは修学旅行という過密な日程の中で生徒たちは発表準備のために大いに努力しました。おかげで指導・助言担当の先生方からは「過去の年度と比較してプレゼンテーション力が向上している。」という言葉をいただきました。また、生徒の発表に対して指導・助言担当の先生方だけでなく他の生徒からも質問が発せられ、それらの質問に誠意を持って答えようとする発表者の態度も「好感が持てる」との評価をいただきました。
一方で、大きなテーマを設定した次の段階としてアプローチすべき具体的なテーマを設定する際の見通しや方法論、比較研究を行う上での条件設定の不十分さや情報収集の方法など、今後の探究活動を進めていく上での課題も明らかになりました。この点については、課題研究の講座を担当するわれわれ教員スタッフの課題でもあるという認識を持ち、来年2月2日に行われる最終発表会に向けて生徒各グループへの支援を継続する必要を痛感しています。
今回の発表会では、昨年度と同様に評価シート(ルーブリック)を用いて各グループの発表内容を採点しました。その結果をもとに、中間発表会の後に開催された北野高等学校SGH運営指導委員会の場において協議し、以下の4グループをそれぞれ外部で行われる大会や発表会に派遣することになりました。
- ①SGH高校生フォーラム(12月15日・東京)
ポスター発表、英語で説明
→ 英語系4(東南アジアに学ぶ授業中の眠気対策) - ②SGH甲子園(31年3月23日・関西学院大学)
口頭発表またはポスター発表 英語または日本語
→ 社会系3(“大国の脅威に屈しない”ラオス 発展のために) - ③大阪教育大学附属高校平野校舎の発表会(31年1月12日)
口頭発表 日本語
→ 社会系2(インドネシアで五輪開催を) - ④GLHS 10校合同発表会(31年2月9日・大阪大学豊中キャンパス)
口頭発表 日本語
→ 理系3 (絵画と天文学)
最後になりましたが、ご多用にもかかわらずご来校くださいました来賓の方々、運営指導委員、指導・助言担当の先生方、他校の教員および大学院生のみなさまそして保護者のみなさまに心より感謝申し上げます。