螢や雪の
明治末期、卒業式に歌われたという『送別の歌』
作詞:渡邊弘人
作曲:神木 亮
一
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螢や雪のそれならぬ 學びの道の光りにて
みがきし學の光りこそ わが身の上の光りなれ
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二
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げに五とせのその間 學の業をいそしみて
受け得しその身の光りこそ かぞいろまでも照すなれ
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三
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みがけやみがけ尚ほ深く 御代の惠の光りにて
みがかば光り照りそひて 御國の上をもてらすべし
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石津作次郎(18期)談
明治末期、卒業式の当日にはこの歌を在校生一同が歌って卒業生を送った。
参考●『創立五十周年』p.226 (1933)
『六稜楽友会会誌』p.5 (1973)