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学校長の式辞集詳細

2016年度 1学期始業式

おはようございます。
大阪府立守口東高校の校長になった安田幸一です。よろしく。
新学年のスタートの今日、みなさんは何か、秘めた思いはありますか?そういうことを思う機会です。何か志を掲げる日にしてください。
私からの第一の話は、毎回聞いているであろう、「 衣を正し 時を守り 場を清める そして自分を磨く 」というキーワードについてです。
本校にはアドミッションポリシーという、簡単に言うと「守東はこういう生徒を待っているよ」という宣言があります。その中でさっきのキーワードが一番に掲げられています。34期新入生からは、入試でこのアドミッションポリシーについて、「自己申告書」という約1000字の決意を書いて提出してもらっいて、それが合否を決める一つの基準になっています。それらを読みましたが、34期生たちは見事に決意が述べられていて、実に頼もしいと感じました。すごいですね。きみたちはそんな決意をしなくて良かったと、ホッとしていませんか。いやホッとしている場合ではありません。これは上級生にとっても科せられることです。きみたちはこういう入試をしていませんが、上級生として、この宣言を理解して、実行してもらわないと困ります。特に前の三つ 「 衣を正し 時を守り 場を清める 」 ですが、これらはできて普通で、できないとマイナス評価になることが多いのです。よってこれらは固い決意で実行してください。
その上で 四つ目の 「 自分を磨く 」 を どんどん進めてほしいのです。特に『 創造 』『 クリエイト 』 の含まれるチャレンジには期待しています。
私たち先生は、この四つ目の「 自分を磨く 」ためにみんながチャレンジをすることを応援します。そしてみんなのチャレンジを見ることが大好きです。だからきみたちはいろいろな活動の中でチャレンジしてください。そして先生たちに声に出して言ってください。「先生、俺、頑張ったやろー」 「私、がんばってんでー」 と。
いいですか?!固い決意で実行してください。チャレンジしてください。楽しみにしています。
第二の話は人間としての目標のことです。
私からのおすすめは「 他者理解 、思いやり 、自分を大切に 」です。なぜかということを話しますね。
近い将来、知識の蓄積、単純な技術は人間の仕事ではなく、ロボットやコンピューターの仕事となる日が来るでしょう。私は間違いなくそういう日がやってくると考えています。その時にきみたちにとって生きていく上で必要なことが、先ほど示したものです。
つまり人と人をつなげたり、調整や修正のように人間にしかできないことを担うことが大事になるということです。そのために他者を理解し、思いやりを持つことが より良い方向に導いてくれるでしょう。具体的な行動を言うと、「まず耳を傾けましょう。次に理解しましょう。そして感じましょう! 」をやってみてください。このことを意識していると、変化が激しい世の中を生きるときに、迷わずに生きていけると信じています。もう一度言いますよ。 「 他者理解 、思いやり 、自分を大切に 」を覚えていてください。
最後にまとめます。
① 自分を磨いて、「先生、俺、頑張ったやろー」 「私、がんばってんでー」 と言ってください。
② 「まず耳を傾けましょう。次に理解しましょう。そして感じましょう! 」を実行してください。
以上で終わります。

これで私からの話を終わります。 (2016年4月8日 1学期始業式にて)

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