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学校長の式辞集詳細

2017年度 1学期始業式 式辞

 おはようございます。
 新学年のスタートです。何か目標を持ってください。そんな新たなスタートの日です。

 私からの第一の話は、少しお小言です。
 昨年遅刻がそんなに減らなかったというデータがあります。これについて話します。
 遅刻しても考慮の余地があるケースとはどんな時ですか?病気やトラブルが発生した時には考慮の余地があるとされるべきでしょう。それでは寝坊のときはどうですか?考慮の余地はありませんね。
 次に遅刻したらなぜだめなのでしょうか?自分が損するだけですか?
 授業を受ける権利は君たち全員にあります。授業中に遅れて教室に入って来る人は、そのことが、他の人に迷惑をかけることになっていることに気づいていますか?私は君たちが他人に迷惑をかけても気にならないような無責任な生徒たちだとは思っていません。どうか遅刻は大変良くないことと自覚してください。
 肝心な時は遅刻しないから大丈夫と思っている人もいるのかもしれません。その考えは大変無責任な言い訳です。学校だからいいのですか?そんな考え方は社会に出たらすぐに見透かされてしまいます。社会はそんな甘くはありません。例えばアルバイトで遅刻しますか?しているのなら、その人は責任感が大きく欠けていると思います。
 守口東では、みなさんが社会に通用する人間に成長するように指導をしています。遅刻は社会では大きなマイナス評価となるのでそれを見過ごすことはできません。多くの生徒が遅刻しているわけですが、会社ならばすぐに倒産します。そんな信用を得られない行動で社会的な契約や交渉が成立するわけがありません。今から信用を得ることができる行動を心がけなさい。皆勤を目指しなさい。短期目標として、1か月間クラス全員が皆勤を目指す、などの努力をしてください!

 二つ目の話に移ります。
 私は今度漢字検定に挑戦します。3級です。情報処理検定も考えています。
 みんな一緒に受けよう。一緒に勉強しよう。失敗してもいいからチャレンジしよう。「自分を磨く」一歩を踏み出そう。そういう呼びかけです。その一歩を踏み出そうとすることで、これからの自分の人生を切り拓いていくことができると私は信じています。そんな生徒がいっぱいいる学校になってほしいし、いっぱいいるならこの学校の将来は変わると思います。
 昨日までの流れに従って生きるのではなく、将来に向けて変わっていく生き方をしてほしいです。そういう生き方が、これから君たちが暮らしていく社会を生き抜くために必要なことでもあると、私は思います。
 何かチャレンジすることを掲げよう。できるなら、それを誰かに伝えてみよう。そうすると頑張れます。私に言いに来てくれてもいいです。有言実行の時代です。小さな事でも大きな事でもどんなことでもいいので伝えてみてください。
 今日の話を皆さんが実行してくれたら、守口東はどんな風に変わっていくのだろうと、私はとても楽しみです。まずは短い期間でいいのです。1学期の「遅刻なし」と「チャレンジ宣言」を実行して下さい。
 以上で新学年の始業式の話を終わります。

(2017年4月8日 1学期始業式にて)

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