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学校長の式辞集詳細

2017年度 1学期終業式 式辞

おはようございます。
1学期の始業式に伝えた「遅刻なし」「チャレンジ宣言」については、皆さん実行できましたか?最初は、「実行しよう。」と思っていた人も多くいたと思いますが、途中で怠けることになっていませんでしたか?遅刻が改善できなかった人はその部分ではチャレンジできなかったということですね。反省です。時間を守れない人は残念ながら社会人として通用しません。改善してください。
 さていよいよ夏休みです。私もうれしい気持ちがあります。時間に少し余裕ができるので、やりたいことをしようと思います。皆さんはどう過ごしますか?進学希望の人は学習を深める機会にすることは外せませんね。図書室や自習室で勉強してほしいです。これもチャレンジですね。
この1学期には身近なことで多くのチャレンジの機会がありました。体育祭、授業、進路、部活動、各種資格取得と学校生活には多くのチャレンジの場があります。今日はその中から具体的なチャレンジを紹介しましょう。野球部とハンドボール部です。お願いした生徒は上がってきてください。
野球部は履正社高校と2回戦を戦いました。履正社高校は秋の神宮大会で全国優勝、春も準優勝と日本のトップチームです。このレベルの学校と対戦することはほぼないでしょう。この1か月間に野球部のメンバーの人たちはどんなことを考えていたのでしょうか?
ハンドボール部は8月12日に初めて大会に出ます。初めての大会ですよ。3年生にはそれが最初で最後です。緊張すると思います。
少し話を生で聞きますね。
『まず野球部は相手が履正社と決まりどう思いましたか?』(キャプテンに聞く。)
「点数を取ってやろうとか、思いっきりやってやろうと思いました。」
『逃げたいという気持ちはなかったのですか?』(キャプテンに聞く。)
「やりがいを感じました。」
『履正社の3番打者安田君は話題になっているあの清宮君と並ぶ西の強打者ですが、藤澤君はどんな思いで安田君に投げましたか?』 (ピッチャーに聞く。)
「勝負できる機会ができて、全力で勝負しようと思いました。」
そうなんや。すごいね。
やり切ったか?(ピッチャーに聞く。)
「はい。」『ありがとうございました。』
『次はハンドボール部の松浦君に聞きます。初めてですが緊張は?』(キャプテンに聞く。)
「今はまだ緊張はないけど、だんだんと緊張はすると思います。」
『不安感はありますか?』(キャプテンに聞く。)
「ようやく出れる試合ですので、思いっきり楽しみたいです。」
『絶対に試合は最後まで闘うよね!』(キャプテンに聞く。)
「はい。」『応援してるよ、頑張ってくださいね。』
はい、チャレンジャーの代表として3人に話を聞きました。ありがとう。(降壇してもらう。)
今の彼らの気持ちについてみなさんはどう感じましたか?どちらも勇気がでてくる話でしたね!
ちなみに私は大学生まで水泳選手でした。中学2年生の時にある大会で当時の日本記録保持者のとなりのコースで泳ぐ機会があったのですが、私はずっと「いやだー」とすねていました。今思うとなんか情けないです。そう考えると野球部は本当によく立ち向かいました。拍手!ハンドボール部はよりいっそう練習を積んで挑んでくれるでしょう。チャレンジ宣言ですね。応援の拍手!
みなさんも身近なチャレンジをもっともっと続けてください。始めてください。
いろいろなチャレンジを積み重ねることで人は必ず成長できます。それぞれのチャレンジャーの心には、形として残るものはないけれど、必ず自信と経験が積まれていきます。日々に小さなチャレンジを続けておくと、本当に大きなチャレンジの時にそれまでのチャレンジが生きてくると思います。だから日々のチャレンジを心がけてください。守口東高校にはそんなチャレンジがあふれるようになってほしい。応援しています。
 夏休み、健康に気を付けて過ごしてください。2学期始業式でお互い元気な姿で会いましょう。 


(2017年7月21日 1学期終業式にて)

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