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学校長の式辞集詳細

2018年度 2学期始業式 式辞

おはようございます。
夏休みが終わりました。皆さんの元気な姿を見ることができて安心しています。
まず各部活動での活躍をお伝えしておきます。
特に男子運動部は公式戦で大きな成長ぶりを見せてくれました。大阪は種目により異なりますが、120、30校から200校がしのぎを削る激戦区です。公式戦で勝利することは練習試合とは異なり、実はかなり困難なことです。ドラマのようにすぐに勝ち上がり、優勝するようなことは非常に困難です。その中で本校ではほとんどのクラブが公式戦で勝利を収めたわけです。ハンドボール部は大阪BEST16まで、男子バレーボール部は地区決定戦まで進出しました。野球部には校歌を聞かせてもらえました。昨日はサッカー部、男子バスケットボール部も勝利し、次週に勝ち進みました。私は各部の試合をほぼすべて観戦しましたが、判断力を発揮して、負けん気を見せて戦ってくれたのでうれしかったです。負けた時に悔し涙を流していたことは、本人も後輩たちも、まだまだ成長することを予感させてくれます。
また文化部でも美術部では2名が賞をいただき、吹奏楽部は銀賞、演劇部はオリジナル作品を披露してくれました。新たな感性の出現を感じています。このように結果を残せたことは大いに自信にしてほしいと思います。みなさんの日々の努力が開花しようとしているのです。校内にとどまらず、このようにどんどん外の世界に出ていき、自分の力がどこまで通用するのかを試していきましょう。守口東高校の生徒全員にそのチャンスがあり、成功する能力が潜在しています。ぜひそれを開花させてください。数年後にはもっともっと躍進していると、わたしは確信しています。楽しみにしていますよ。
 次に、この2学期は3年生の皆さんにとっていよいよ正念場となる時期であるということをお話しします。1,2年生もよく理解しておくようにしてください。
9月15日から就職試験が始まります。専門学校の出願も大学入試も始まります。もうすでに決定している生徒もいます。
今までの取り組みの成果を出し、希望が叶うように、あきらめずに、必死に、本気で取り組んでください。スムーズにいかないこともあるかもしれません。粘りも重要です。3月31日の最後の最後までやり切ってください。また先に決定した人は規律がある学校生活をしっかりと継続させてください。自分の進路チャレンジが終わって気を抜いてしまい、学校生活のレベルをダウンさせるのは、実は自分のためにならないだけではなく、周りに対しても無責任なことだということを理解してください。卒業まで学校生活を充実させる強い意志を持ってください。そんなモリヒガを作ってください。
1,2年生の皆さんは、将来への備えを今から始めてください。特に伝えておきたいのは、これからは入社試験や入学試験の結果だけが良ければいいという評価方法ではなくなるということです。試験までの途中経過である3年間の高校生活の充実、チャレンジ、努力、そして3年間の成績等を評価されるようになっています。中学校から高校に上がる際もそうなっています。「最後にがんばればいいわ~」ということが通用しなくなるのです。3年間の日々を充実させることが大事なのです。学習に対しては貪欲に、生活規律では自律を、部活動や行事には積極性と団結を意識してみてください。3年生になればこれらのことが自分の財産となっていることに気づくことはまちがいありません。しかし悩んだときには先生に相談するようにしてほしいです。
最後に文化祭のことについてお話しします。あと2週間で文化祭を迎えます。私が行事の中でも楽しみにしている行事です。それは「創造」することを大事に思っていて、文化祭はその「創造」があふれ出る機会だからです。それを感じることができるというのは、私たちにとっては本当に幸せで、皆さんのエネルギーを感じるときなのです。今年のスローガンは「C‘ MON BABY MORIHIGA!」と聞いています。ぜひ皆さんの創造性を結集させ、楽しみあえるように盛り上げてください。きっと躍動感あふれる文化祭となるでしょう。
今日の話は、一つ目は守口東高校は躍進中でまだまだ伸びるということ。二つ目は3年間の充実した高校生活を日々デザインしていくこと。三つ目は文化祭への期待でした。それでは2学期をともにがんばりましょう。




(2018年8月27日 2学期始業式にて)

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