平成26年4月21日月曜日、岸和田市科学技術教育センターにおいて、第1回地区別授業改善校内研究ワーキングを開催しました。
泉南地区の小中学校から37名が集まりました。ワーキングの趣旨とめざす方向性を聞いた後、各校の校内研究計画の情報交換をしました。
今年度のワーキングでは、ゴールの姿として「学校の実践発表をしてもらいたいと思っています」と聞いたとき、一瞬、会場に緊張感が走ったような感じでした。しかし、「自校の取組の明確化と共通理解」「客観的データを使った成果と課題の検証」の2点について情報交換することが実践発表になるというイメージが湧いてからは、前向きな雰囲気に変わりました。
後半の情報交換では、各校の校内研究のポイントや今取り組んでいることなどについて、9グループに分かれ話し合いました。
お互いにアドバイスし合う場面が見られるなど、第1回とは思えないほど活発に意見が出ていました。また、全体での意見交流では「まず、子どもの実態把握からどんな力が必要かを共通理解する」などの取組のポイントや、「小中連携して校内研究を進める」などの具体的な手立てに関する意見まで、黒板がいっぱいになるほど意見が出ました。
第1回ワーキングのまとめとして「校内研究で進む方向を明確化し、教職員が共通理解して日々の授業をつくっていくことが大切である」ことを確認し、これからの学校での取組に生かしていけるようにしました。