泉南地区授業改善校内研究ワーキング・中間報告会

 平成26年9月5日金曜日、岸和田市科学技術教育センターにおいて、泉南地区授業改善校内研究ワーキング中間報告会を開催しました。

 泉南地区の小中学校から37名が集まり、第1回ワーキングの内容をふりかえった後、1学期の各校の校内研究の進捗状況についての交流をしました。

 「明確化した校内研究のポイント(本年度、共通理解したことなど)」と「具体的な取組(共通理解したことを達成するための取組や成果)」をテーマに交流をしました。

 子どもの実態を大切に取組の目標を立てたことや、子どもの課題を解決することから始めていくだけではなく、得意な分野をいかしていくことから取組を始めていくこと、教員の思いをすり合わせて目標を立てたこと、めざすものを文章化し、全教員で共有できるようにしたことなど、お互いの取組からアイデアを共有したり、共感したりすることができました。それぞれの学校が着実に前に進んでいることを再確認するとともに次のステップにつながる交流になりました。

 取組がねらい通りに行ったのか、子どもたちの学習意欲は高められたのか、教員の指導力向上への意識は高まったのかなどを効果検証していくことの大切さを確認し、今後の行動計画を作成しました。

 次に、「目標に準拠した評価をいかした授業づくり」について講義がありました。「目標に準拠した評価」とは何なのかを考えていくことから始まりました。参加者の表情から、それぞれが真剣に考えている様子がうかがえました。

 評価について考えていくことを通して、子どもたちのよりよい変容をめざしていくための授業改善を、見通しをもち、職員全員で、「計画的」「日常的」「組織的」に進めていくことが大事であることを再確認しました。

 

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