今年度、55期1年生の新たな取り組みである『探究学習』ですが、いよいよ最終が近づいてきました。
6月から『クエストエデュケーション』というプログラムの中の『企業探究コース』に取り組んできたのですが、企業からミッションを受け取り、「答えのない問い」についてグループで考えてきました。ブレインストーミングをしたり、模造紙に提案を書き出したり、思いついたアイデアをふせんに書き出したり、パワーポイントで考えをまとめたり、さまざまな活動を通していろいろなことを考えてきたと思います。最終的には自分たちでつくりあげた「答え」を各クラスでプレゼンテーションし、クラス代表が決まりました。
そのクラス代表が1年生全員の前で披露するプレゼンテーション大会が、寒い寒い体育館で行われました。
司会の3人も、プレゼンをするグループに負けないくらいしっかりとしたパフォーマンスでうまく進行してくれていました。
どのクラス代表も、クラスで発表したときよりプレゼンの内容をより深いものにしてきたり、パワーポイントも見やすく手直ししてきたりして、堂々としたプレゼンテーションになっていました。
見る側の態度も非常に良く、自分たちのクラスから代表で選ばれた人たちを応援する姿勢で見守っている様子がとても良かったと思います。
ほぼ一年間かけて取り組んできたこの『探究学習』ですが、初めての取り組みだったので、戸惑うことや難しく感じることも多かったと思いますが、企業から与えられたミッションを考えることで、いろいろな社会課題についても考え、自分の進路のことも考えるきっかけになったのではないでしょうか。
まだまだこれからもいろいろなことに「探究」していきながら、自分の進路に向けて取り組んでいってほしいと思います。