夏目漱石の『 I Love You 』 3年 論理国語

3年生の論理国語の授業で、夏目漱石「現代日本の開花」(1911年の講演に基づいた文章)を題材に学習していました。余談として、先生が「夏目漱石は『I love you』をどう訳したか知っている?」と問うと、一人の生徒がすかさず『月がきれいですね』と答えました。

「愛してる」や「好きです」といった直訳を避け、「月が綺麗ですね」と表現し、日本文化の繊細さや奥ゆかしさを感じますね。また、それを知っていた阪南生も素晴らしい!!

西洋の影響を受けながらも、日本文化の独自性や美しさを見失わなかった漱石のように、グローバル化し激しく変わりゆく現代社会においても、私達は自分らしさを大切にしつつ歩んでいきたいものです。