11月26日(月)7限目の1年生GS(総合的な学習の時間)、「学びに向かう探求学習Ⅰ」クラス別グループ発表会を実施しました。
テーマは、「オリンピックの時、どうする? 海外からのお客さんが困ることを解決しよう」。この取組みは、国立教育政策研究所の教育課程指定校事業として全国から注目されているものです。
発表に当たってはグループで5つのテーマ
Ⅰ.『海外の方は日本の標識・標記が理解できないことが多い。どうしたら良いか』
Ⅱ.『海外の方でも安心して、食べられる食事を提供するためには、どうしたら良いか』
Ⅲ.『海外の方に日本のトイレを無理なく使ってもらうためには、どうしたら良いか』
Ⅳ.『海外の方が日本の家屋や建物を無理なく使うためには、どうしたら良いか』
Ⅴ.『海外の方が日本で買い物をするときに困る。どうしたら良いか』
に関わる様々な問題のうち、グループで解決するために取組むものを選び、次の役割分担で探究を進めていきました。
1.問題提起...グループ発表のテーマを説明して、なぜ選択したかの理由も説明する。
2.問題展開①「日本の普通」...日本ではどうなっているかを説明する。
3.問題展開②「世界の普通」...世界ではどうなっているかを説明する。
4.解決提案...どうすれば海外からのお客さんが困らないかを説明する。
5.まとめ...グループの意見や感想、今後の展望を説明する。
11月29日(木)には、各クラスの代表が発表する全体発表会を行います。
世界に目を向け、自分の「常識」を疑い、考えの「多様性」に気付き、今、学習していることの意味を理解する学習ができたでしょうか? 予測困難なグローバル社会のなか、新しい課題に対応する「21世紀型スキル」を、GSの時間や教科の授業での「探究学習」ではぐくんでいって欲しいと思います。