1月16日(木)2年生6限目のGS(総合的な学習の時間)の時間、「SDGs探究学習」の中間発表会を行いました。
「SDGs探究学習」国立教育政策研究所 教育課程研究指定校事業 「学びに向かう探究学習Ⅱ」の単元です。「学びに向かう探究学習Ⅱ」では、国連が採択した「持続可能な開発目標」であるSDGsを基に、生徒が興味のある分野を深く調べ、仮説を立て、検証し、 意見としてまとめて表現する学習活動です。東百舌鳥高等学校では、これらの学びを通じSDGsを自分の課題として捉え、目標達成のために他者と協働し、自己の進路をキャリアとして捉えられる生徒集団の育成をめざしています。
昨日の発表には、国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部 教育課程調査官(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官)の渋谷 様、大阪府教育庁より、教育振興室高等学校課 教務グループ 首席指導主事の香月 様、同指導主事の杉本 様が視察に見えられました。
中間発表会では、2月3日(月)午後の成果発表会(ポスターセッション)に向けて、実際に探究した内容をプレゼンテーションし、クラスメートや先生方の質問や意見を参考にすることで更なるブラッシュアップに繋げていこうとしました。エビデンスの補強やプレゼンテーションの工夫を通じて、探究の質が更に深められるといいですね!!
渋谷調査官、香月先生、杉本先生には、4,5限目の授業も見学していただきました。
東百舌鳥高校では、ICTを活用した東百舌鳥Style(授業の「めあて」・生徒の活動場面(グループワーク等の協調学習など)・「振り返り」を取入れたアクティブ・ラーニング型授業)を推進しています。
グローバル化が進展する21世紀は、IoTやビッグデータ、AIを始めとする技術革新が一層進展し、社会や生活が大きく変わっていく「超スマート社会 (Society5.0)」となることが予想され、そこでは、高校・大学を卒業してから仕事へのトランジションが従来のように機能しなくなる現実が待ち構えています。国立教育政策研究所研究指定校事業「学びに向かう探究学習」や「東百舌鳥Style」・「協調学習」を始めとしてあらゆる学習の場で、「21世紀型スキル」発現の機会をつくり、生徒の主体性・資質・能力を育成していくことを研究開発の目的として取組みを進めています。
GSの時間の視察後、校長室で研究協議を行いました。
渋谷調査官、香月先生、杉本先生より、「学びに向かう探究学習」、授業改善についての本校の取組について貴重な指導・助言をいただきました。取組を更に推進するとともに、「校長ブログ」や「学びに向かう探究学習ブログ」を通じて、その成果を公表していきたいと思います。