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【研修】夏期公開講座を開催しました~視線入力を使った支援教育編~

夏期公開講座のご紹介の続きです。

3つめは、「視線入力を使った支援教育」の講座です。こちらは府立交野支援学校教諭の日置晋平先生に講師としてお越しいただきました。

視線入力装置はもともとALSや脊髄損傷などで身体の動きに制限があってもパソコンの入力ができるように開発が始められました。最近は視線入力の練習用ゲームなども開発され、フリーでダウンロードできるようになっています。また、開発当初よりもずいぶん安価な値段で購入できるようにもなりました。本校でも、視線入力装置が導入され、児童生徒への活用が進められています。

講座では、実際に視線入力機器を使用しながら、具体的にどのようなことができるのかを実演していただきました。実際に使用するのがはじめてという教職員の方も多く、みなさん大変熱心に見学されていました。

テクノロジーを活用することで、身体機能や特性上の問題で困難な部分を補うことができます。また、それは合理的配慮にもつながります。テクノロジーをうまく活用し、子どもたちへの支援の幅を広げていきたいと思います。