12月14日(土)に『第16回東淀川ドコドコドン』が柴島高等学校で開催されました。
『太鼓の響きに人権の思いをのせて』というテーマで、東淀川区内の幼稚園・保育所・小学校・中学校・高等学校(公立私立)・社会人の団体までとても幅広い団体が集まりました。
生徒たちは11時に会場に入り、リハーサルを行いました。高等学校の体育館の広さと様々な種類の太鼓にワクワクドキドキしている様子が伝わってきました。生徒たちからは、「緊張する」「ちゃんと音が響くかな」と不安の声も聞こえましたが、リハーサルを終えると、不安が自信に変わり、「本番緊張するけど、楽しみ」「余裕やわ」と表情も明るくなりました。
【チーム|どこどこどん】も多くの団体に加わり、「笑」の太鼓演奏からスタートしました。
力強い太鼓の音とともに体全体で繰り広げる躍動感溢れる演奏は観客を大いに魅了していました。
生徒たちも音、リズム、息を合わせながら、自分らしい太鼓演奏を披露することができました。「笑」の演奏でモチベーションも上がり、自分たちだけの演奏「友心」では、今までの練習の成果を十分に発揮することができました。
堂々とした姿勢、強弱をつけて音を鳴らすこと、腕をまっすぐ上げることなど全員が意識した演奏は、全員本気、全員成長を目標にこれまで頑張ってきた集大成となりました。
演奏が終わり、「ありがとうございました!」の声とともにそれ以上の会場から溢れんばかりの感動の拍手が鳴り響き、生徒たちの表情からも達成感と満足感を感じ取ることができました。
当日は寒い中会場に足を運んでくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました。また、生徒たちのために丁寧に太鼓の指導をしてくださった地域の太鼓団体『烈火』のみなさま、多くのご支援とご理解に対し、深く感謝申しあげます。
生徒たちにとってこの貴重な経験は大きな学びとなり、これからの成長に向け大きな自信となると思います。