森先生の配られた水泳部だよりにビタミンCを多めに接種することが書かれていました。
こちらでも以前レモンのはちみつ漬けの話をすこしだけしたと思います。
内容は
ビタミンCを普段の10倍の目安に、1日3回に分けて接種する(上限は1日約1000mg)
ということで、ビタミンCは風邪の予防効果があるそうですが、実はコラーゲンの生成にも重要な働きがあるそうです。
コラーゲンは皮膚、骨、軟骨、腱など体の重要な部分に含まれているものですが、このビタミンCが不足すると、練習で傷ついた部位の回復が遅れてしまうようで、体調を整える意味でも大目に接種しておくことが勧められていました。
美容でも注目されているコラーゲンですが、いくらコラーゲンたっぷりのものを食べたり塗ったりしてもビタミンCが足りないとまったく効果はないそうです。
ここでビタミンCが多く含まれている食材などを紹介しておこうかなと思います。
野菜ではピーマンやパセリ、キャベツといったものが多く含まれており、
果物ではみなさんの想像通りレモンが一番多い・・・と思いましたよね?実はそうでもありません。
レモンで1日に必要なビタミンCを接種しようと思うと、なんと7個も食べなければいけません。はっきりいって無理です。
果物によっては食べづらい果皮などにも含まれていることが多く、果肉だけとなるとなかなか接種しづらいこともあります。
なかなか入手できませんが、パパイヤなら半分くらいの量で接種できます。キウイなら1個半くらいです。
ビタミンC=レモンと思っていた人は少し見方を変えなければなりませんね。
また、柑橘系ならばゆず、そのほかにはアセロラなどのジュースにもかなりの量のビタミンCが入っているようです。
そのほか以外なものでは焼き海苔などにも多く含まれているようですが、あまり大量には接種することが難しいので実用的とはいえないですね。
また、含有量はそこまで多くないのですが、体内のビタミンCを増やしてくれる魔法のような食べ物があるようです。
それは・・・・・
りんごです。
ご家庭でも普段からよく果物として出てきていませんか?
このリンゴには体内のビタミンCを増やす働きがあることが最近のイギリスの研究でわかってきたようです。
ビタミンなどをサプリメントに頼りがちな昨今ですが、人間の本来あるべき姿として、食物から栄養を取るという基本的な概念を捨ててはいけないですね。
ちなみに厚生労働省の発表の文章によると、1日の接種目安は100mgだそうです。
サプリメントからでも食物からでも吸収量は変わらず、200mgぐらいまでは90%と高い吸収率がある反面、1g(1000mg)以上になると、吸収率が一気に低下して50%程度になるそうです。
まぁとりすぎたビタミンは余分には吸収されず放出する仕組みになっているので、ある程度心配しないで食べても大丈夫みたいですね。