1月15日、本校がDXハイスクール(デジタル人材育成校)として文部科学省指定校となっていることを受け、大阪成蹊大学 データサイエンス学部の2人の先生から、本校のために高大連携授業を行っていただきました。
まず3時限めは、同学部の教授 上岡 修平 先生から、「コンピュータを使って数学の問題を解いてみよう」として、実際にあるゲームを確率の問題として考えて、仕組みを探ることから始まりました。
その仕組みを表現するために数式で表して(漸化式)、数学的に難しい解き方で行うのではなく、プログラム言語を用いて、パソコンに入力して実際の数値を求めることを経験しました。複雑な問題も、科学的な方法+コンピュータで、すぐに問題の答えが出るということです。
計算結果の値を観察して、ゲームのクリアー条件をどの程度の難易度にするのが妥当であるのか、根拠にもとづいて設定するという講義でした。
上岡先生、ありがとうございました。
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続いて4限めは、同学部の講師 上阪 彩香 先生により、「統計学」と「データサイエンス」との関連の説明から始まり、データを扱う調査・測定について、講義を行っていただきました。
具体例として、全数調査と標本調査、広告やニュースにおけるデータの読み取りなど、日常に結びついたものが題材です。
過去のアメリカ大統領選挙における当選予測で、200万人調査と3000人調査で異なる予測が出ていたが、大差で3000人調査の方が正しかったという話とその理由も説明していただきました。
上阪先生、ありがとうございました。